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【オリジナルレポ】JO1初のオンラインコンサート開催☆「JAM(ファン)との出逢いは宿命、JAMを幸せにするのは僕たち」

  • 2021年1月14日
  • 2021年1月14日
  • K-POP
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【オリジナルレポ】JO1初のオンラインコンサート開催☆
「JAM(ファン)との出逢いは宿命、JAMを幸せにするのは僕たち」

グローバルボーイズグループ JO1が12月19日(土)、初の単独ライブとなる「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」を元気いっぱいに開催した。

JO1のグループロゴを背景にBillboard JAPAN Top Albums Salesで1位を獲得したばかりの1STアルバム『The STAR』から、「Shine A Light」「MONSTAR」を立て続けに披露しオープニングを飾った。赤いベロア調の衣装に身を包んだ11人が気品も漂わされながら力強いパフォーマンスを繰り広げた。歌い終わると「JAM~~~っ!」「JAM~~~どこだ~っ!」「Hello everyone!」と日本のみならず、世界中から視聴しているファンにメンバー達が矢継ぎ早に呼びかけたりと、すでにテンションMAXのメンバー達。「大家好,我叫 大平祥生。请多关照!(みなさん、大平祥生です。よろしくお願いします!)」、「Hi guys.My name is TAKUMI」(川西拓実)、「Hello~I LOVE YOU!大家好,我愛你(みなさん、愛してます)」(白岩瑠姫)と語学勉強真っ最中のメンバー達は中国語や英語でも挨拶した。

※JAMはJO1のファン呼称

別のステージに移動し、椅子に座りながら《JO1の3大ニュース》《JO1の俺的超プライべートニュース》をテーマにトークを展開。ニュース1つめは1月、2月に開催された「ファーストファンミーティング」を挙げ、非常口の小さな隙間からJAMを見ていたことや、世界中のJAMから送られたスタンド花、スローガンが思い出深いと話した。3大ニュース2つめは「1stシングル、2ndシングル、1stアルバム3作品連続音楽チャート1位」(Billboard JAPAN、ORICONなど)、3つめは「アジア最大級の音楽授賞式 2020MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」でベストニューアジアアーティスト賞を受賞したことを挙げた。MAMAでソロダンスも担当した末っ子・豆原一成は「KーPOPのトップアーティストの方々がいるなかでソロダンスができたのは凄く嬉しかった」と話すと、メンバー達から「ほんとかっこ良かったよ!」と絶賛の声が上がった。

プライベートニュースのトークでは、メンバーそれぞれが書いたフリップを見せながら大盛り上がり。「一人暮らし」を書いたのは白岩瑠姫、川西拓実、豆原一成の3人。白岩のフリップにはお城から宿舎に移り住んだ絵、豆原は宿舎の間取りとメンバーの部屋配置図、川西はカラフルな色彩で洗濯物や掃除機を書いた絵を見せファンを楽しませた。佐藤景瑚は実家の名古屋に帰宅したが急遽マネージャーから翌朝の仕事連絡が入り、滞在時間実質1時間で東京に戻った珍事件を。一方、ダンスリーダー川尻蓮は洗顔しながら歌っていたら、喉に泡が入り息ができず大パニックを起こした事件を明かした。隣部屋が金城碧海なので、壁を叩いて気づいてもらおうとしたが「気づかれんかった・・・」とちょっと拗ね気味の川尻に、金城はいつものポーカーフェイスで無言。そんな2人のやりとりにメンバーは大爆笑、宿舎での賑やかさが垣間見れる一コマだ。

ツリーやイルミネーションでクリスマスパーティー仕様にデコレーションされた部屋では、トナカイチームと雪だるまチームに分かれて「イヤホンガンガン伝言ゲーム」「風船割りゲーム」「フラフープ送りゲーム」でクリスマスプレゼントをかけ勝負。去年のクリスマスはダンスレッスンやレコーディングのため韓国で過ごしたというメンバー達。ピザやアイスケーキをみんなで食べた思い出を懐かしそうに話した。「イヤホンガンガン伝言ゲーム」では98年生まれケミ(コンビ、カップル)通称『98ズ』の佐藤景瑚と河野純喜が正解するたびにがっちりとハグし合う姿に、Twitter上は『98ズ』で大盛り上がり。「風船割りゲーム」では金城碧海が怖がる顔も一切見せず一瞬で割ってメンバーから笑いが起きたりと、パフォーマンスからは想像もつかない面白い姿の連続でファンを喜ばせた。

ゲームが終わり夜空を映し出したステージではペンライトを使った「星に願いを☆」のコーナーへ。豆原一成は5日後に迫る高校卒業認定試験に合格し、来年3月に無事卒業できることを祈った。英語は最年長でリーダーの與那城奨に教えてもらっているとニコニコする末っ子。與那城は「JAMのみんなが幸せになりますように」とペンライトを握りしめながら願いを込めた。

オンライン公演という様々な制約のなかでもトークやゲームでファンと遊び、そしてライブパフォーマンスでは高いクオリティーで楽しませたメンバー。コンサートではJO1誕生のオーディション番組《PRODUCE101JAPAN》の課題曲でお馴染みの楽曲もJO1 ver.で披露した。「KungChiKiTa」「GrandMaster」では畳み掛けるラップや力強いダンスを、「Happy  Merry Christmas」「やんちゃBOYやんちゃGIRL」では溶けてしまうほど甘い愛嬌まで披露するなど多彩な魅力を見せつけた。学生コンセプトの制服衣装では「GO」「OH-EH-OH」を複雑なフォーメーション展開でありながらも、安定した歌声で見る者を魅了した。これらの楽曲の振り付けはWanna One、SEVENTEEN、EXO、TWICE、IZ*ONEなど数えきれないほどのアーティストへ提供し、また『2020年大韓民国大衆文化芸術賞』で国務総理賞を受賞したコレオグラファー チェ・ヨンジュンが担当している。本編ラストは豆原一成の「僕たちの原点の曲です!」の一声からJO1とJAMにとって全ての始まりとも言える「PRODUCE 101JAPAN」メインテーマ曲「ツカメ~It’s Coming~」をハツラツと歌いステージを後にした。

デビュー前、1月のルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋のオープニングイベントでの電撃的なパフォーマンス、ファンミーティング、デビュー後の様々な活動、そして本公演のリハーサル風景をまとめたVCRが終わると再び11人が登場。スタンドマイクでバラード曲「Be With You(⾜跡)」を見事に歌い上げた。川西拓実は「日本語だと“君と一緒に”。JAMのみなさんに向けた歌です。この想い届きましたか」 とカメラの向こうのファンに語りかけた。

☆佐藤景瑚

「この前ふと思ったんだけど、奇跡ってほんとにあるのかな?って。JO1のメンバーに出会えたことも、オーディション受けたことも、JO1としてデビューできたことも、JAMの皆さんに会えたことも、こうしてライブができたことも。ぜんぶ奇跡なんじゃないなかと思っています」

「これからももっと奇跡を一緒にいっぱい起こしていきましょう」

☆河野純喜

「ほんまに夢のようで。これからもどんどんどん僕たちJO1が成長して、JAMにカッコいいステージを見せたい。ほんまにあったかいですね。これからもJO1のメンバー、JAM、温かいスタッフのみなさんと共に精進していきたいと思いますので、一生ついてきて下さい!」

☆金城碧海

「これからも僕たちはJO1が《できること》を精一杯届けていきたいと思います。これからもみなさん温かく、そして体調に気をつけて応援して下さい」

☆大平祥生

「1年間、正直、つらい事のほうが多かったんですけど・・・・けど、今こうして頑張っているのはJAMのみなさん、そしてメンバーたちのおかげです」

涙を堪えきれない大平に、隣の金城が肩を擦ったり「だいじょうぶ、ゆっくりでいいよ」とメンバーから声が掛かる。

持ち直して「僕が活動してる根っこはJAMのみなさんを幸せにすることなので、これからも幸せにできるように頑張ります」

☆豆原一成

「こんなに広い会場にJAMが満杯になったらどうなるんだろう?という期待をして、今日はリハーサルから本番までを迎えました。絶対にJAMの皆さんを会場に呼んでライブをしたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!」

☆川西拓実

「JO1結成から約1年なんですけど、本当に突っ走ったなと。できることはやったんじゃないかなと思うくらい、突っ走ったなと。《今を頑張る》という気持ちでここまで来たから」

「今年が勝負だと、1年目が勝負だと思ってたけど、色々できないこともあったりしました。まぁ・・・・来年も2年目が勝負だと思うでしょうね。今がんばれば素敵な未来が待っていると思うので、そばで見守ってもらえると嬉しいです」

☆川尻蓮

「ライブができて幸せです。僕たちが感じているこの幸せよりJAMのみんなにはもっと幸せになってほしいので、僕たちはもっともっと11人で協力して頑張ります」

☆木全翔也

「JAMを(会場)いっぱいに敷き詰めたいなって思っちゃって。これからも努力し続けるので、その日まで待っていてください」

☆白岩瑠姫

「僕のことを本当の子供のように可愛がってくれるスタッフさんがいます。その方と話したときに《宿命と運命の違い》は何ですか?って聞いたんですよ。その方に“《宿命》は後ろから来るから変えられない、《運命》は前から来るから変えられるんだよ”と言われました」

「僕たちJO1がJAMと出逢ったのが《宿命》だとしたら、JAMの《運命》を変えられるのは僕たちなんじゃないかなと。僕らが一番頑張らないとJAMは幸せにならないと思うので、 JO1は11人全員で頑張っていきます。支えて下さる周りの方々も幸せにできるグループになっていきます」

☆鶴房汐恩

「3月にデビューしてコロナ禍もあって、良い駆け出しはできなかったのですが。その中でもJAMのみんながことあるごとにTwitterタグで応援したり、トレンドに入れてくれたりとか、大切なものをたくさん頂きました。本当に感謝してもしきれないくらい感謝しています」

☆與那城奨

「JAMのみんなは会えなくても僕たちのことをずっと思っていてくれて、離れずにいてくれて本当にありがとう」

「僕たちの物語はまだまだ始まったばかりですので、僕たちの成長をぜひ楽しみにして頂きたいです。JAMに恩返しをしていきますので、これからもよろしくお願いします!」

メンバー挨拶を終え、デビュー曲「無限大」でボルテージは最高潮に。メンバーカラーが施されたハンドマイクを高らかに掲げ、客席に向けて煽る仕草も。最後に全員でしっかりと手を繋ぎ深々とお辞儀し、幕が下りるギリギリまで顔を覗かせて「Thank you JAM!」「大好きだよ!」「サランヘヨ!」「I love you guys!」「バイバイ」とファンとの別れを惜しみながら大盛況のなか幕を降ろした。

また公演では2021年1月18日からネスレ日本キットカット「伝えるだけで、キット、いい」公式アンバサダーに決定というサプライズ発表もあった。CM出演、各種キャンペーン、コラボ商品、WEBコンテンツなどでJO1が活躍する。さらにCMタイアップ曲「伝えられるなら」の配信も決定というWプレゼントまであり、ファンの嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだ。キャンペーンの詳細は1月18日からキットカット公式サイトで発表予定。

コロナ渦により本来予定されていた海外活動の後ろ倒しを含め、順調なスタートダッシュは切れなかったものの、メンバーからはできることを全力でやりきった達成感が溢れていた。白岩瑠姫の言葉を借りるならば、思い通りにいかない状況は《宿命》だが、状況と向き合い精一杯前進した結果が《運命》ではないだろうか。JO1とJAMが作り出す明るい《運命》、無限大の未来図に期待が膨らむばかりだ。

これからもHwaiting!はJO1に注目していきます☆

Text:MIO

写真・映像:©LAPONE ENTERTAINMENT

【公演概要】

「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」

開演日時:2020年12月19日(土)20時~

【企画】 株式会社LAPONEエンタテインメント

【協力】CJ ENM/吉本興業株式会社

【出演者】 JO1(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)

【セットリスト】

M01 Shine A Light

M02 MONSTAR

M03 KungChiKiTa(JO1 ver.)

M04 GrandMaster (JO1 ver.)

M05 Happy Merry Christmas (JO1 ver.)

M06 やんちゃ BOY やんちゃ GIRL (JO1 ver.)

M07 GO

M08 OH-EH-OH

M09 ツカメ~It’s Coming~ (JO1 ver.)

アンコール

M10 Be With You (⾜跡)

M11 無限大

公式twitter:https://twitter.com/official_jo1

公式instagram:http://instagram.com/official_JO1

公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCsmXiDP8S40uBeJYxvyulmA

<JO1 プロフィール>

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101JAPAN」で、約3カ月にわたる熾烈な競争を繰り広げ、番組視聴者である”国民プロデューサー”累計約6,500万票の投票により選ばれた豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11人によるグローバルボーイズグループ。

2020年3月4日発売のデビューシングル「PROTOSTAR」、8月26日発売のセカンドシングル「STARGAZER」ともにオリコン週間シングルランキング(3/16付、9/7付)で初登場1位を記録。11月25日に発売した1STアルバム「「Shine A Light」そして「MONSTAR」からスタート。

STAR」は、「Billboard JAPAN Top

Albums Sales」において、1位を獲得している。

「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS )」(アジア最大級の音楽授賞式)において「Best New Asian Artist」、「MTV VMAJ 2020(MTV Video Music Awards Japan)」において今後大躍進が期待される新人アーティストに贈られる特別賞「Rising Star Award」 を受賞、Twitterが発表した2020年もっとも使われたハッシュタグ:ミュージック部門では「#jo1」が1位に輝く。

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