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【オリジナルレポ】色気ダダ漏れの魅力的な6人組ボーイズグループOnlyOneOfが日本のlyOnの心をわしづかみ!

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男性的な色気と中性的な繊細な魅力を兼ね備えた6人組ボーイズグループOnlyOneOfが、2022年5月2日、Zepp Diver City TOKYOにて、初の日本デビューライブを開催した。
Hwaiting!では夜の部公演の模様のレポートをお届けする!

定刻ぴったりに会場が暗転し、オープニング映像が流れると会場の熱気が高まる中、真っ白な衣装に身を包んだOnlyOneOfがステージに登場。目の前に彼らが立っているだけで、会場からは思わず歓喜の声が漏れてしまう。ライブの1曲目を飾ったのは、軽やかなギターサウンドが心地よい「angel」。OnlyOneOfのキュートで爽やかな魅力を発散し、会場を一気に惹き込んでいった。そして、メンバーの表情が一変すると、重いベースラインに、しなやかで艶のある歌声が際立つ「sage」を披露。フレキシブルかつエネルギッシュなダンスでファンを熱狂させた。

会場のボルテージが高まったまま、日本語での挨拶を済ませるとトークタイムへ。

日本で行きたいところを聞かれたKBは、「温泉に行きたい。一緒に行きましょう!」とファンを誘い、ミルも「一緒に!」と、テンション高め。ミルは「ディスニーランドに行きたい」、ユジョンは「USJに行きたい」と話し、ここでも「(lyOnも)一緒に行こう!」とはしゃぐメンバーたち。ここまで、日本の代表的な観光スポットを話していくなか、ナインは「僕はホントにコンビニに行きたいです」と、突然の身近なスポット発言に会場の笑いを誘う。「毎日どら焼きを一個ずつ食べています。ヨーグルトも美味しい」と、日本のコンビニに感動している姿にファンもほっこり。続けてリエは「有名な寿司屋に行きたいです」と話すとMCに「有名な寿司屋は高いですよ」と言われてうろたえる。それでもリエは「コンビニ寿司も美味しいです」と、どうしても寿司が食べたいと控えめに主張していた。ジュンジは「天ぷら屋さんに行きたい。エビとビールを一緒に…」とビール好きをアピールすると、MCから天ぷらもコンビニで買える情報を耳にするやいなや「一緒に行きましょう!」と、「“一緒に”連鎖」が再発。日本語で頑張って話している姿が愛らしかった。

日本デビューが決まったことについて聞かれたリエは「日本でデビューした先輩のように僕たちもカッコいいステージを見せたいです。頑張ります」と意気込み、ジュンジは「コロナのせいで日本に来られなかったから残念です。これからはよく日本で会いたいです」と伝え、今後の日本での活動への期待を膨らませた。

続いてはゲームコーナー。お絵かき伝言ゲームでは、お題をもらった最初のメンバーがお題が伝わるように絵を描いて、順に絵を見せて伝えていき、最後のメンバーまで正確に伝わるかどうかというもの。「天使」というお題では、ミル、ユジョン、ナイン、ジュンジの順で天使を表わすエンジェルリングと羽の絵を描いて難なくクリア。しかしKBの番では、前の人の絵と同じものを描いてはいけないと思ったのか、それとも罰ゲームにリエを陥れようとしただけなのかは定かではないが、普通の人間の姿を描き始めたKB。あまりにも特徴のない絵だったため、ヒントが与えられることになり、中央にいる人物はヘアバンドをしているナインで、周りはファンとのこと。これに対してリエが頑張って絞り出した答えは「lyOn(ファンの呼称)」。KBが描いた絵は、OnlyOneOfの「angel」を歌っているナインの姿だったようだ。罰ゲームでは、伝わりにくい絵を描いたKBも一緒にセクシーダンスを披露することになり、OnlyOneOfの真骨頂を発揮。MCから「2人以上にもっとセクシーに踊れる人は?」と問われると、ジュンジとユジョンの名前が挙がり、恥ずかしがりながらもセクシーに披露して会場を沸かせた。伝言ゲームは2回戦も行われたが、2回目も失敗に終わり、最初に描いたミルと最後のナインが罰ゲームをすることになった。結局メンバー全員が罰ゲームを受けたという結果となり、OnlyOneOfのセクシーな魅力を余すことなく堪能できるコーナーとなった。

トークやゲームでOnlyOneOfの魅力に浸った後は、パフォーマンスの時間へ。魅惑的な歌声が印象的な日本初のオリジナル曲「seamless mind」、クールなサウンドと軽快なビートが魅力の「氷と火の歌」を披露し、OnlyOneOf独特の世界観からファンを完全に抜け出せなくさせる。

日本デビューシングル「suit dance(Japanese ver.)」では、黒のスーツに着替えてシックな装いでパフォーマンス。モダンでレトロなサウンドに、ジャケットとハンカチをモチーフとしたダンスとメロディアスで大人の愛を表現したミディアムナンバーとなっている。耳の奥に絡みつくような甘く色っぽい歌声でファンを魅了した。

この日、会場を訪れたファンが最も期待していたのは、OnlyOneOfを世界中のK-POPファンに知らしめることになった代表曲「libidO」ではないだろうか。この曲がはじまると、会場は期待感でざわつき、一気に緊張感に包まれた。ジュンジがユジョンの手を紐で縛り付けると、ささやき声に近い息漏れのセクシーな歌声で耳を虜にし、刺激的な振り付けで聴く者の鼓動を震わせた。

セクシーな魅力を十分にアピールしたOnlyOneOf。もっとその魅力に浸っていたいと思うのもつかの間、ライブは最後の1曲だけとなっていた。日本語で披露した「suit dance(Japanese ver.)」の反応が知りたくてユジョンがファンに問いかけると、大きな拍手が巻き起こり、その拍手に満足するメンバーたち。ジュンジは「日本語は難しかったけど、僕たちは頑張りましたから、たくさん聴いてください」と伝え、ナインは「僕たちはもっとカッコいいステージを見せますから、楽しみにしてください。次の曲が最後の曲です。とても残念です」と、名残惜しそうな表情を浮かべ、本編最後の曲となる韓国デビュー曲「savanna」のステージへ。幻想的に広がるシンセサウンドと弾むプラック音が印象的で、メンバーの透明感のある中性的な歌声が引き立つ楽曲だ。エレガントでキレのあるパフォーマンスで会場を熱く盛り上げた。

アンコールの拍手に応えて戻って来たメンバーは、楽しい雰囲気が詰まったパーティーチューンの「blOssOm」と、柔らかなメロディーとメンバーの優しい歌声が聴く者の心を温かく包み込む「time  leap」を披露。「time leapまた戻れるならよくしてあげるのに」という歌詞には、ライブが終わってしまう名残惜しさと、次に会うときはさらにカッコいいステージを見せたいという思いが込められているようだ。

歌い終えると、笑顔を浮かべるファンを眺めながら、「おかげさまで幸せでした」と感謝の気持ちを伝えていたメンバーたち。幸せに満ちた表情を見せながらステージを去ろうとする中、ミルはファンと別れたくないとポロポロと涙を流して名残惜しんでいた。メンバーに寄り添われ、顔をしゃくしゃにして泣きながらステージを後にする姿に、誰もが胸を熱くしたであろう。

約1時間30分の間で様々な魅力を見せてくれたOnlyOneOf。ライブ会場のその瞬間にしか生まれない、熱いエネルギーが感じられる時間となった。

text:Zackey
photo:Aaru Takahashi

【公演概要】
「OnlyOneOf First Japan Live 2022」
■日時:
2022年5月2日(月)

■会場:
Zepp DiverCity TOKYO

■開場/開演
【第1部】13:00/14:00
【第2部】18:00/19:00

OnlyOneOf JAPAN OFFICIAL website
https://onlyoneofofficial.jp/

OnlyOneOf JAPAN OFFICIAL Twitter
https://twitter.com/OnlyOneOf_Jp (@OnlyOneOf_Jp)

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