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【オリジナルレポ】EPEX初来日イベント開催!「日本のZENITH! これからもたくさん会いましょう!」

2022年6月10日(金)立川ステージガーデンにて、8人組ボーイズグループEPEXの初来日イベント「2022 EPEX 1st FANMEETING<MY ZENITH>in JAPAN」が開催された。Hwaiting!では、夜の部のレポートをお届けする。

EPEXの初めての来日公演ともあり、会場は開演を楽しみにするファンのワクワク感に満ち溢れていた。

会場が暗転し、メンバーがステージに登場すると、悲鳴のような歓声が会場を包み込んだ。

ファンミーティングの幕開けは、デビュー曲「Lock Down」。

ダークで緊迫感のあるシンセベースが会場に響く中、アグレッシブなラップとダイナミックなパフォーマンスで会場を一気に沸かした。続けて、チルでポップなヒップホップ曲「No Question」を披露。清涼感を感じるサウンドと爽やかで甘いボーカルが印象的なこの曲では、1曲目の荒々しさとは違ったメンバーの優しい笑顔でファンを虜にした。

自己紹介を終え、MCを迎えてのトークコーナーでは、ウィッシュは「1部を終えたばかりですが、まだずっとやりたいと思うくらいZENITHの皆さんが楽しんでくれて良かったです」、ベクスンは「ファンミ―ティングを前にして緊張していたのですが、こうしてたくさんのZENITHの皆さんを前にしてみると、より一層緊張しますね。良いステージを見せるように一生懸命頑張って、良い思い出を作りたいと思います」と、イベント開催の喜びと意気込みを伝えた。

EPEXとして来日するのは今回が初めて。プライベートでも日本に来たことのないドンヒョンは「デビュー前からずっと日本語の勉強をしていました。嬉しいし、緊張しています」と日本語で答え、今回の来日公演を心待ちにしていたようだ。

中学生の時に家族と一緒に日本に来たことがあったエイデンは「その時も楽しかったですが、今回はメンバーと一緒にZENITHの皆さんに会いに来ることができたので、もっと幸せに思います。家族のみんな、ごめんね~」と、茶目っ気たっぷりに伝えてファンを喜ばせた。

EPEXの魅力をさらに深掘りするための魅力ポイントについては、ウィッシュ「迫力と大人っぽい魅力」、ドンヒョン「笑ったときに上がる口元」、ミュー「唇が魅力」、アミン「何気に抜けているところ」、ベクスン「みんなが思っているよりも愛嬌たっぷり」、エイデン「見た感じは可愛いけど、さっぱりしてサバサバした性格」、イェワン「綺麗な(白くて細長い)手」、ジェフ「笑ったときの目元」とそれぞれ伝え、カメラにズームアップされる度に魅力ポイントをアピールして、ファンの心をとろけさせた。

続いて行われたのは、メンバー全員参加のリレーゲーム。

90秒以内に、メンバーそれぞれが与えられたミッションをリレー形式に成功させ、失敗したら罰ゲームが与えられるというもの。

リレーの順番は次の通り。

  1. ベクスン:スプーンに卓球ボールを乗せて運ぶ
  2. ジェフとドンヒョン:抱き合って風船を3つ割る
  3. アミン:チェギチャギ(韓国式リフティング)を6回
  4. エイデン:二重跳びを3回連続で飛ぶ
  5. ウィッシュとイェワン:お菓子を投げて食べる
  6. ミュー:レモンを食べて口笛を吹く

1回目のチャレンジでは、「バランスキング」だと自信満々のベクスンが卓球ボールをスプーンに乗せてメンバーの周りを1周するが、途中でボールを落として最初からやり直し。もう一度1周して次のメンバーにバトンタッチすると、風船割りでは職人のように手際よく割り終えてアミンの番へ。しかし、チェギチャギに自信の無かった彼は、1回で落としてしまいベクスンからやり直すことになり、結局アミンの番でリフティングが上手くいかずにタイムオーバー。

2回目は、チェギチャギをウィッシュに変えて挑むが、リフティングがなかなか続かないため、チェギチャギを一番最後に変更。

そのため、1回目のチャレンジでは出番のなかった走者達のめまぐるしいほどの活躍ぶりに会場は盛り上がり、「このまま成功させてほしい!」という思いで、ステージに熱い視線が注がれる。リレーゲームの内容は、アクティブなものが多いが、地味に辛いのがミューのレモン。恐る恐る食べて酸っぱさを耐える微妙な表情がスクリーンに映し出されると、そのなんとも言えない表情がいい味を出して、会場の笑いを誘っていた。そんな中、最後の走者になったチェギチャギのウィッシュだが、6回連続で蹴ることができずに2回目のチャレンジも失敗に終わってしまった。

そして最後のチャレンジでは、チェギチャギを6回連続で蹴るのは難しいということで3回に変更。難易度を下げたため、すんなりとリレーゲームは成功して会場は拍手喝采!

達成感と喜びで満ち溢れていた会場だが、チェギチャギを3回に減らしたということで、結局、メンバー全員で罰ゲームをすることに…。

罰ゲームは「愛嬌リレー」。この罰ゲームには、ファンの歓喜のどよめきが巻き起こった。そしてメンバーが次々にキュートな表情を見せ、ファンの心をときめかせた。

EPEXの様々な姿を堪能した後は、ライブパフォーマンスへ。

グルーヴ感のあるベースとファンキーなギターサウンドに心躍る「Do 4 Me」では、爽やかで明るいボーカルとリズミカルなラップ、軽やかなダンスパフォーマンスで会場を明るい雰囲気に包み込んだ。ミューとベクスンのパートでは、2人の顔が急接近! ファンの悲鳴のような歓声が沸き起こった。

明るい雰囲気から一変、パワフルなビートとエネルギッシュなエレキギターのサウンドが印象的な「Breathtalking」では、クールかつ情熱的なパフォーマンスでファンを惹き込んだ。

ブルーの衣装に着替えてからは、「Brom pom pom, bom pom pom」と、強い波動を感じるようなフレーズが印象的な「학원歌(Anthem of Teen Sprit)」を披露し、さらに会場を熱くする。

会場が熱気に包まれる中、あっという間に時間が過ぎて、いつの間にか最後の曲。

最後に披露した曲はミステリーながらも奇怪なトラップ曲「Lone Wolf」。ワイルドかつエレガントなパフォーマンスでファンを魅了した。

「もっと見たい」というファンのアンコールを求める手拍子が鳴り響くと、「立ち上がってください!」という声と共にステージに戻ってきたメンバーは、ミディアムナンバーの「I’ll go first」と「지구별 여행자(Traveller)」を披露。明るく透明感に満ちた歌声でファンの幸福感と心を満たしていた。

最後の曲を歌い終えると、名残惜しい気持ちでステージを去ろうとするメンバーたち。

しかしドンヒョンが突然ケーキを持ってきて、6月11日が誕生日のウィッシュの誕生日をお祝いすることになった。このサプライズにウィッシュは「デビューして初めての誕生日の時はサイン会でしたが、今日はファンミーティングですね。僕ほど恵まれた人はいないんじゃないですか?」と、喜びを噛み締めていた。

特別な瞬間を写真に残すため、記念写真を撮り終えると、最後にウィッシュは「僕たちがまた戻ってくるまで元気でいて、しっかりご飯も食べて…良いですね? 約束! 僕たちがZENITHを愛していることを忘れないでね」と再会を誓い、メンバーはファンに手を振りながらステージを去り、初のファンミーティングは盛況裏に幕を閉じた。

Text:Zackey

Photo:オフィシャル提供(AaruTakahashi https://www.instagram.com/aarutakahashi/)

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