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【取材レポ】キム・ジュンス3年3か月ぶりの日本コンサート「KIMJUNSU 2022 CONCERT[DIMENSION] IN TOKYO」を開催。ファンの皆さんと一緒に年を重ねていきたい!

2022年7月8日東京ガーデンシアターにて、キム・ジュンスが「KIMJUNSU 2022 CONCERT[DIMENSION] IN TOKYO」を開催した。約3年3か月ぶりにファンと再会し、エネルギッシュでエモーショナルな歌声とウィットに富んだトークで会場に駆けつけた大勢のファンを楽しませた。

ゆっくりと会場が暗転していくと、ファンのペンライトの光が会場を明るく照らし、ステージいっぱいに覆われた紗幕にオープニング映像が流れはじめた。

大きな拍手が起こる中、会場が緊張感と高揚感に包まれると、次の瞬間、スパンコールが光る黒のジャケットに身を包んだジュンスがステージに現われた。鋭い視線を送りながら力強くたたずむ彼の姿に会場が圧倒される。そして、エッジの効いたハードなビートが轟くとジュンスが「TOKYO! Let’s Go!」と叫び、1曲目「Fever」がスタート。ジュンスから放たれる膨大なエネルギーが会場を包み込み、会場のボルテージも高まっていく。2曲目はジャケットを脱いで、ジュンスの背筋が際立つ衣装が魅力の「X Song」を披露し、セクシーかつ力強いパフォーマンスで会場を熱くした。

オープニングから会場を最高潮に盛り上げたジュンスは息を整えてから、「本当に久しぶりですよね。3年3か月ぶりに皆さんにやっと出会うことになりました。その分、皆さんに会いたかったですし、(会えて)心がいっぱいになりました」と再会を喜ぶと、同じ気持ちでこの日を待っていたファンからは大きな拍手が起こった。続けて「気付いたと思いますけど…、その分日本語の実力もめちゃくちゃになって…(笑)。今回はひとりでは絶対に無理だと思って通訳さんが一応いらっしゃっています」と、日本語で話すことに不安がるも、残念がるファンの反応を見て「3年間会話をしてないから3才くらいの日本語の実力になっちゃったけど、一応頑張ってみますね」と意気込んだ。

3年間会えなかった分、新しい曲はもちろん懐かしい曲も準備してきてくれたというジュンス。次にどんな曲を披露してくれるのかというファンの期待が高まるなか歌ってくれたのは、今年3月にリリースした3rdミニアルバム収録曲「COLOR ME IN」。灰色に染まっていたジュンスの心がファンの多彩な色によって染められていき、心が満たされていることへの感謝の気持ちを、軽やかなステップと伸びやかな歌声で愛情たっぷりに表現。ブルーの衣装に着替えてからは、心地よいミディアムテンポの「Fantasy」で甘い歌声を響かせてファンを恍惚感へと導いていく。

ジュンスの歌声をじっくり堪能できるバラードソングもたっぷり準備してきてくれた。

大ヒットドラマ「太陽の末裔」の主題歌「How Can I Love You」、最新ミニアルバム収録曲「A Low Constellation」、2ndミニアルバムの収録曲「Writing you」、2010年に日本でリリースした日本語曲「悲しみのゆくえ」など、聴く者の心を揺さぶる繊細さと力強さを併せ持つ歌声で歌い上げた。心の琴線に触れるジュンスの歌声は、いつまでも余韻に浸っていたくなる。

ジュンスのコンサートの楽しみの一つとして欠かせないものは、ファンの願いを3つ叶える“ジュンスタイム”。この時間では、TikTokで流行っている「全力〇〇」に挑戦し、“キュートなジュンス”“カリスマジュンス”“セクシージュンス”などのポーズを次々とテンポ良くこなしたり、リクエスト曲をアカペラで歌ったり、ファンがUSBに入れて準備してきたピアノ伴奏に乗せて歌う“ファンとのコラボステージ”を披露したりして楽しい時間を過ごした。何事にも真心を込めて取り組むジュンスの姿が印象的でファンとの絆の深さが垣間見える一幕となった。

ライブの終盤では、情熱的な赤い衣装に身を包んだジュンスがダンスメドレーで会場を一気に熱くする。「OeO」「Out Of Control」「Flower」といった2015年代に発表した懐かしい曲を、パワフルかつエネルギッシュなパフォーマンスで披露した。鳥肌が立つような圧巻のステージの余韻に浸っていると、ジュンスは「残念なことであと1曲しか残ってないんです。本当に会いたかったという思いが募った分、今この時間がもっともっと大切な気持ちになっています。皆さんも同じですよね?」と伝えると大きな拍手が鳴り響いた。続けてジュンスは「毎回コンサートしたら聞きたいのがありますけど…今日もやらないと…」と伝えると、勘の良いファンはざわつきはじめる。今回も恒例の年齢調査をするという。ファンはためらいながらも「ウソはつかないでください(笑)」というジュンスの声に、自分の年代でしっかり手を挙げて年齢調査に協力。

母親の影響でファンになったという10~20代の声を聞いたジュンスは「ここにいらっしゃっているお母さん、ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝え、年代の高い層で手を挙げたファンに対しては「(その年齢に)見えないのに…なんで(この前の年代で)手を挙げないんだろ…」と茶目っ気たっぷりに話しつつも、「一緒に年を重ねていき、一緒に思い出がどんどん大きくなるから(こういった関係が」好き」としみじみと伝えた。

「年を重ねてこれからも一緒に歩いて行きたい」というジュンスの想いを伝えると、本編の最後は最新ミニアルバムのリード曲「HANA」を披露。彼を応援するファンを永遠にずっと愛していくという気持ちを歌詞に込めて、伸びやかな歌声を会場に響かせた。

曲が終わるとすぐにアンコールを求める拍手が沸き起こり、それに応えて戻ってきたジュンスは夏にぴったりなパワフルなダンス曲「Incredible」を披露。ファンは振付に合わせてペンライトを大きく揺らし、「Come on! Everybody Jump!」というジュンスの声に一斉にジャンプ! それとともに会場のボルテージも一気に上昇した。

ジュンスは「3年ぶりだったので、皆さんに忘れられているかもしれないと思って、コンサートできるかなという不安な気持ちでした」と本音を吐露。「でもいつでもコンサートをしたらファンの皆さんが来てくれて、こんなに集まってくれて本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

最後は大塚愛の「さくらんぼ」のカバー曲。この曲はジュンスがカバーしたことで韓国でも再ヒット。笑顔とかわいさを盛り込んだ振り付けでファンも一緒になって踊り、会場は一体感に包まれた。ジュンスの「Yeah!」という叫び声が響くと共に明るく楽しい雰囲気に包まれる中、約3時間に渡るコンサート初日は大盛況の内に幕を閉じた。

公演の前半に足を怪我してしまうアクシデントが起きてしまったのにも関わらず、ダンス曲を待っているファンのために最後まで完璧なパフォーマンスを見せてくれたジュンス。3年ぶりのコンサートへの想いやプロ根性が伝わってくる最高のステージを見せてくれた。

text:Zackey

photo:オフィシャル提供

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