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【オリジナルレポ】Apink CHOBOMのチョロンとボミが日本のPANDAと約3年ぶりに再会「PANDAは元気になるビタミン!」

Apinkの派生ユニットApink CHOBOMが9月23日東京・TFTホール1000にて、初の日本ファンミーティング「2022 CHOBOM Fanmeeting ‘Framily’ in Japan」を開催。約3年7か月ぶりに日本のPINK PANDA(ファンの呼称)たちとの再会を果たした。本記事では、夜公演をレポートします。

Apinkとしては約3年7か月ぶりで、チョロンとボミがユニットを結成してからは初めての来日となるこの日、会場はファンの緊張感と期待感に包まれていた。会場が暗転すると、ステージにチョロンとボミが登場し、1曲目にApinkが日本で2017年にリリースした9thシングル「Orion」を披露。大切な人に対する変わらない想いを込めて歌われたこの曲は、ファンに会えない間の恋しさと久しぶりに会えた喜びを伝えているよう。透明感のある柔らかな歌声を響かせ、ファンの心を癒した。

2人は「みなさんお久しぶりです、私たちはCHOBOMで~す!」と日本語で元気よくあいさつ。久しぶりの来日にチョロンは、「本当に幸せです。日本のPANDAの皆さんに本当に会いたかったですよ。きょう、このように会えて感謝しています」と日本語で伝えてにっこりと笑顔を見せた。

日本でやりたいことがあるかどうかを聞かれたボミは、「昨日、全部しました。コンビニに行きたいと思っていましたが、昨日コンビニで食べたいものを全部買いました。プリンとかお菓子とかラーメンとか全部食べました。太りました(笑)」と満足げ。チョロンは「日本はコンビニのパンが本当に美味しいです」と絶賛し、久々の日本を楽しんだ様子。

「アップデート“CHOBOM書き換えプロフィール”」のコーナーでは、2020年のプロフィールと現在で変わりがないかどうかをチェック。チョロンの2020年のプロフィールにある趣味にはピラティスと書かれていたが、読書とNetflixを見ることを追加。最近は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の小説を読んだことを明かした。ボミは、寝る前に瞑想とヨガをすることを趣味にしていたが、今はキャンプと愛犬のソルタンと散歩、カフェツアーが趣味になり、2年前とは真逆のアウトドア派に。キャンプについては「ストレス解消にも良いですし自然が好きです。(キャンプする場所は)江原道(カンウォンド)も良いですし、ソウルの郊外に出ても市内でも自然を楽しめます」と、自然を満喫しているようだ。

続いて、興味があることについてチョロンは、「猫ちゃんです。最近、2匹の猫を引き取っていて育てています。赤ちゃんなので、なかなか外に出かけられず育児に専念しています」と話し、カエルを抜かしたすべての動物が好きと言う彼女に対して、「中でも一番好きな動物は?」という質問が投げかけられると「パンダ」と回答。ファン名ということもあり、会場からは歓喜の拍手が沸き起こった。また、ミュージカルに興味があるというボミは、9月にミュージカル「ワンダーチケット」に出演したばかり。歌手としての発声方法などが違うことについて、「普段歌っているのと変わらないと思っていたのですが、あまりにも違うので最初は慣れるのが大変でした」と当時を振り返る。ここでチョロンが「見せてください。日本のファンの皆さんは見られなかったので、見たいでしょ?」と歌わせようと仕向けると、ボミは恥ずかしがりながらも立ち上がり、力強く伸びやかな歌声を聴かせ、ファンを感動させた。急な要求にもファンのために披露してくれたボミ。彼女にとってPANDAは「ビタミン」だという。彼女は「PANDAの応援で元気になるのでビタミンです。今も元気をもらっています」と伝えた。

「ミッションポッシブル-バトルCHOBOM」というゲームコーナでは、罰ゲームを駆けて2人で対戦。歌詞を一息でどのくらい長く言えるかどうかを競う「一息ゲーム」では、息が続かずだんだん声が小さくなり、苦しそうにしながらも声を出し続けようとする。その真剣な姿に会場からはクスクスと笑い声が漏れてくる。その後、早口言葉対決や音をなるべく出さずにお菓子を食べる「デシベルチャレンジ」などといったシュールなゲーム対決を行っていくと、ボミが勝利。アンコールでチョロンが罰ゲームをすることになった。

トークやゲームのほかに、ライブステージでは1stシングル「Copycat」から、ミディアムナンバーの「Feel Something」とダンス曲の「Oscar」を披露し、会場を盛り上げた2人。イベントの感想を聞かれたボミは「久しぶりに日本のファンの皆さんに会えたのですが、皆さんのお顔が見られて幸せでした。声を聞くことができたらもっと良かったのですが、お顔を見ることができただけでも満足しています。マスクをしたままでの応援がもどかしかったと思いますが、一生懸命拍手をしてくださった姿はちゃんと見ています。ありがとうございます。そして、デビュー当初から応援してくれているファンの皆さんもいらっしゃいますが、こうしてずっと待ち続けてくれたことに感謝しています。来るのが遅くなって申し訳なく思っています。早くApink全員で会えることを期待しています。いつも応援してください。私たちも早く来ます」とガッツポーズ。チョロンは「貴重な時間を割いてここまで来てくださってありがとうございます。近くて親しみを感じながら皆さんと会えたことが幸せです。これでファンミーティングは終わりますが、これからもたくさん会えると思いますので、残念がらずにきょうは良い思い出を持ち帰っていただければと思います。私たちApinkはいつも皆さんのことを考えています。私たちの心にいます。皆さん心配しないでください」と伝えた。

そして最後はApink CHOBOMの1stシングルタイトル曲「Copycat」を披露。爽やかでリズミカルなサウンドににせてキュートな歌声を響かせ、ステージを後にすると、すぐさまアンコールを求める大きな拍手が沸き起こった。力強い拍手が鳴り響き、それに応えて再登場した2人は、Apinkの「Mr.Chu + Everybody Ready?」を披露。チョロンは罰ゲームのキャラクターの帽子を被ってさらに可愛さアップ! 2人の明るくエネルギッシュな歌声にPANDA応援棒も激しく揺れ、ファンもノリノリになって楽しんでいた。

歌い終わると、「会いたくなります」「次に会う日まで健康でいてくださいね」「Apinkのメンバーにちゃんと伝えます」「本当に早く来ます」と言いながら、名残惜しそうにステージを去ると、ファンは大きな拍手でCHOBOMを送り出した。

イベント中、ゆっくりとした口調ながらも、ほぼ日本語で答え、自然体の飾らない人柄と明るい笑い声でファンを笑顔にしていたふたり。コロナ禍でファンはまだ声援は送れないものの、互いの絆が感じられる心温まるイベントとなった。

text:Zackey

photo:official©︎Whoop Japan
(AaruTakahashi https://www.instagram.com/aarutakahashi/ )

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