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【オリジナルレポ】YOUNITE「1st FANMEETING IN JAPAN “Winter Blossom”」を開催 「これからも楽しい思い出を積み重ねていきましょう。次はコンサートをしに来ます!」※オリジナルフォト多数

9人組ボーイズグループYOUNITEの来日ファンミーティング「1st FANMEETING IN JAPAN “Winter Blossom”」が、2023年1月8日東京・Zepp Diver City(Tokyo)にて開催された。

2022年にデビューしたYOUNITEは、今回が日本での初めてのファンミーティング。ライブやトーク、ゲームなどが行われ、日本のファンとの楽しいひとときを過ごした。Hwaiting!では昼公演をレポートします。

ファンミーティングのオープニングは、TikTokで日本でも話題となった「1 of 9」からスタート。メンバーの爽やかな笑顔と可愛らしいダンスで、1曲目からファンの心を鷲づかみに。続く「AVIATOR」ではエネルギッシュなビート共にクールなラップと伸びやかで力強いボーカルを繰り広げ、会場を盛り上げた。

パフォーマンスを終えると、「せーの、Y-O-UNITE、こんにちはYOUNITEです!」と日本語で元気よくあいさつした。会場を埋め尽くすファンを前にして、ウンホは「こんなにたくさんのファンの方々が来てくれるとは思いませんでした。リハーサルの時、客席が全部埋まれば良いなと思っていたのですが、ステージに立って客席を見たらたくさんの方々が来て席を埋めてくれていたので、とても感謝しています」と感想を話した。シオンは「日本で改めてお見せすることができて幸せです」と笑顔を見せ、ヒョンスは日本語で「今、ここ(胸)がドキドキです」と喜びを噛み締めていた。

年末年始の活動を聞かれたウンサンは「BRANDNEW MUSICのライブを終えてから、このファンミーティングの準備をしていました」と話し、スティーブは「わくわくして眠ることができませんでした」とイベントを心待ちにしていたようだ。また、ウノは「新年を迎える時は家族と一緒に過ごしました」とにっこり。この笑顔にウンサンが「(ウノは)子犬みたいでしょ。僕のPOPPYです(笑)」とウノを子ども扱いすると、ウノはウンサンを見ながら呆れ顔を浮かべ、ファンを笑わせていた。

ファンからの質問コーナーでは、メンバー一人一人が質問ボックスから質問を引いて答えていくことに。シオンが引いた質問は、「落ち込んだ時、元気を出したい時に聴いて欲しいYOUNITEの曲は?」というもの。シオンは「『Ring Ring Ring』と『COME AROUND』をおすすめします。『Ring Ring Ring』は電話のベルの音を歌にして表現したのですが、YOUNIZ(ファンの呼称)の皆さんに電話をするような感じで辛さを癒すような曲です。それから『COME AROUND』は曲自体が明るいので辛いときでも元気になれます」と回答した。キョンムンはウンサンが作詞作曲した「Bestie」をセレクト。気分を良くしたウンサンは「歌ってあげます」とマイクのエコーを要求しながらも、セルフエコーをかけながら歌を披露し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

続いて、ヒョンスンは「ライブ前のルーティンはなに?」という質問を引き、彼は「口周りを解すために、ブルルルって(口を震わせて」ほぐします。それでもほぐれなかったらプッシュアップをします」とコメントし、その場で腕立て伏せをしてファンを驚かせていた。この質問に悩んでいたスティーブは、ウンサンに「白湯を飲むこと? ゼロコーラを飲むこと?」と、ユーモアあるアシストをするものの、スティーブは鏡を見ることをルーティンに挙げていた。キョンムンは「喉を解すために、首をマッサージします。首の筋肉が声帯と繋がっているので、それを解すようにします」とコメントし、隣に座っているヒョンソクの首を実際にほぐすことに。慣れないと痛みを感じるマッサージであるため、ヒョンソクは「優しくタッチする程度にね」と少しおびえた様子。「タッチ、タッチ」と気弱な声を出すと、会場から笑いが起きた。

ウンホが引いた質問は「日本語はどうやって学びましたか?勉強方法を教えてください」。ウンホは「自信を持つことが大事だと思い」と話し、YouTubeやアニメ「チェンソーマン」、「SPYxFAMILをなどを見て日本語を勉強すると意気込んだ。

ヒョンソクが引いた質問は「誰にも負けない特技は?」。彼は「特技は早く座ること。入国するときも飛行機に乗って疲れたりしますが、そのときスタッフの一人が座っていたんですけど、『なんで一人で座っているんですか?』と言って僕も座ります」と話した。この特技にはライバルもいると明かし、ライバルのウンサンと一緒に床に座り込んでいつもの様子を見せる一幕もあった。また、「声帯の中に動物農場があります」とアピールしたDEYは、ニワトリとセミの鳴き声を披露し、ファンの笑いを誘った。

キョンムンが引いた質問は「寝起きが悪い人は?」。これにはメンバー全員がキョンムンを指さしして、暴露されてしまいキョンムンはたじたじ。同じ部屋のスティーブはキョンムンを起こすために「僕は2段ベッドの上に寝ているのですが、起こすために下に降りるのが大変なので、ベッドの木の部分を叩いて『キョンムン、起きて』と言って起こします」と毎朝苦労している様子を明かした。

「メンバーと2人で遊園地に行くとしたら誰と行きたい?」という質問を引いたウノはヒョンソクを選び、彼は「ヒョンソクさんはお父さんのようにしっかりしているのですが、友だちのようでもあって弟のようなところもあります」と、選んだ理由を話した。

「練習生の時の思い出は?」という質問にウンサンは「僕たちは事務所に入ってきた時期が結構違います。その中でも一番記憶に残っているのは、最後に入ってきたメンバーで、ヒョンソクとキョンムン。最後に入ってきたので覚えているのですが、今も変わりません。田舎少年みたいな感じ。カバンを持っていたのですが、カバンからジャガイモが出てきそうな感じでした(笑)」と当時を振り返り、会場の笑いを誘った。

メンバーのいろんな情報を知ることができた質問コーナーの後は、「チーム対抗! ゲームバトル」というコーナーへ。ウンサン&ウノ&スティーブはチーム名を「ウヌス」、キョンムン&ヒョンソク&ウンホは「BOP」チーム、ヒョンスン&シオン&DEYは「ハニャン」チームに分かれて対戦することになった。最初の「風船割りバトル」では時間内に風船を早く割ったチームが勝利。ここでは「BOP」チームが1位となり、2位「ウヌス」、3位「ハニャンチーム」という順になった。続いて、じゃんけんに負けたら「勝った」と言い、勝ったら「負けた」、あいこなら「ケロ」と言う「アオガエルじゃんけん」というゲームが行われた。司会者とじゃんけんをしていき、日本語で言わなければならないこともあり、頭の中が複雑になりながらも、必至になってゲームに取り組むメンバーの姿に、会場は笑いが絶えない楽しい雰囲気に包まれた。結果は1位「ハニャン」チーム、2位「ウヌス」チーム、3位「BOP」チーム。ゲームの結果が同点となり、結局じゃんけんで勝ち負けを決めることになり、じゃんけんに負けてしまった「BOP」チームは、罰ゲームとしてTikTokで流行っている「可愛くてごめん」を披露。罰ゲームでありながらもノリノリで可愛く踊って見せて、ファンを喜ばせていた。

イベントの終盤には、「Bad Cupid」やBTSの「I Need U(Japanese Ver.)」のカバー、「P.S I Miss You」を披露し、会場を最高潮に盛り上げた。ステージを去ると、アンコールを求める手拍子が起こり、それに応えて登場したメンバーは、ミディアムナンバーの「Bestie」を優しい歌声で歌い、あたたかい雰囲気が会場を包み込んだ。

そして最後は、1人ずつイベントの感想を伝えることに。

「(日本語で)きょう、みんな、ありがとうございます。幸せでした」(DEY)

「こんなに早くファンミーティングができるとは思っていなかったですし、こんなにたくさんの方々が来てくださると思いませんでした。初めてのファンミーティングで緊張をしてミスすることもあったのですが、あたたかく見守っていただければと思います。ありがとうございます」(ウンホ)

「ファンミーティングができてとても嬉しいですし光栄に思っています。新年も皆さんと一緒に良い思い出を作っていきましょう」(キョンムン)

「2023年の初めての思い出を日本で作ることができてとても嬉しいです。(日本語で)愛してる」(スティーブ)

「(日本で)ファンミーティングができる日が来るなんてまだ信じられません。これからも楽しい思い出を積み重ねながら、今年の年末くらいにはYOUNITEのコンサートをすることができればと思います」(ヒョンソク)

「(日本語で)今日はこうして来てくれてありがとうございます」(ウノ)

「(日本語で)日本のファンのみなさん、多い(たくさん)来てくれてありがとうございます。幸せですね。また会いましょう」(ヒョンスン)

「先にメンバーが言った言葉を含めて改めて感謝の気持ちを伝えたいです。韓国から来てくれた皆さん、遠くから来てくれた皆さん、本当にありがとうございます。今年1年はYOUNITEと良い思い出を作っていければと思います。ありがとうございます」(ウンサン)

「YOUNIZはシオンのラブです!」(シオン)

始終笑顔の絶えない和やかな雰囲気の中、日本ファーストファンミーティングは終了した。

text:Zackey

photo:AaruTakahashi(https://www.instagram.com/aarutakahashi/

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