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INI 初のアリーナツアーで12万人を魅了! 日本武道館のライブの一部始終をレポート!

2023年1月8日、グローバルボーイズグループINIのアリーナツアー「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]」のファイナル公演が日本武道館で開催された。今回の公演はINIにとってデビュー後初のアリーナツアー。全4都市5会場13公演で12万人を動員し、チケットは即完売。パワフルなパフォーマンスはもちろん、笑いあり、涙ありの感動に包まれたライブの一部始終をレポートする。

開演時間が過ぎ、オープニング映像が流れると、ファンの期待と緊張感が溢れる会場。そして、火花が散る中、ステージに横一列に並んでたたずむINIの姿が現われると、デビュー曲「Rocketeer」を1曲目に披露。「Put your hands up武道館!」と叫び声と共に「Cardio」、「BOMBARDA」とパワフルなダンスナンバーで会場を一気に盛り上げた。

パフォーマンスを終えると、リーダーの木村柾哉が「武道館、盛り上がってますか? 最高ですね」と、会場を埋め尽くすMINIを眺めながら手を振ると、「せーの」で「Login to us! INIです、よろしくお願いします!」とあいさつ。そして、1人ずつあいさつすることに。

池崎理人「福岡県出身、21歳。池崎理人です。最終日の最終公演、皆さん盛り上がる準備はできていますか? 最高に盛り上がっていきましょう、よろしくお願いします」。

許豊凡「皆さんこんばんは、フェンファンです! 最終公演ということで、僕たちも最後まで悔いの無いパフォーマンスをして、みなさんに絶対に満足して帰ってもらえるように頑張りますので、最後まで盛り上がって行きましょう」。

西洸人「西洸人です。今日はお越しいただき、ありがとうございます。ツアーも今回で最後になってしまうんですけど、武道館であろうが、最後であろうが、みんなで力を振り絞って最後までこのツアーを完成させましょう。よろしくお願いします」。

松田迅「松田迅です。みなさん、盛り上がれる準備できてんのか! 俺らもめちゃくちゃ気合い入ってます。大丈夫ですか? 今日は楽しんでいきましょう。よろしくお願いします」。

藤牧京介「藤牧京介です。みんな、会いたかったでーす! 今日はツアー最終日なんで、皆さん盛り上がっていきましょう!」。

木村柾哉「木村柾哉でーす。俺も会いたかったでーす。[BREAK THE CODE]の最終公演ということで、短い間ですが、みなさん、この瞬間楽しむ準備できてますか? 最後まで盛り上がっていきましょう。よろしくお願いします」。

佐野雄大「INIのエンジェル、佐野雄大です。みなさん、あけましておめでとうございます。最終公演なので、みなさん最高の思い出作って行きましょう。よろしくお願いします!」。

尾崎匠海「武道館のみなさん、どうも、尾崎匠海です。これで本当に最後ということなんですけど、みなさんと一緒に僕たちもライブを作っていきたいと思っています。一つになって今日はとことん楽しんでいきましょう!」。

後藤威尊「後藤威尊です。今日はマップを開いたときに武道館のところが黄色に輝くくらいホットスポットにします! 皆さん準備いいですか? ぶっ倒れるくらいまで出し切ります。よろしくお願いします」。

髙塚大夢「こんにちは、髙塚大夢です。来てくださって本当にありがとうございます。あらかじめ言っておきますけど、この2時間半、泣く時間じゃないですからね。楽しんで笑って帰れる時間にしましょう。メンバーもね。楽しむんだぞ、泣くんじゃねーぞ! 楽しんでいきましょう。よろしくお願いします」。

田島将吾「田島将吾です。最近毎朝、白湯飲んでます! 白湯なんか必要ないくらい皆さんに会うと、心も体もあったまります。今日は最後の公演ということで、いつもと変わらずやっているんですけど、忘れられない思い出を一緒に作りましょう。お願いします」。

2023年初めての公演ということで、「せーの」を合図に「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と新年のあいさつをすると、卯年生まれの藤牧がINIの今年の抱負を話すことに。メンバーが藤牧の頭の上にタオルで見せかけたうさぎ耳を作ると、それに照れながらも彼は「今年はもっとたくさんのMINIのみんなに会うことが目標」と抱負を語り、大きな拍手を浴びた。

今回の武道館公演は、INIにとって初のアリーナツアーの追加公演。田島は「皆さんのおかげでこうして追加公演を開くことができました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、改めてライブのコンセプトを説明するよう池崎に降る。池崎が「こちらです!」と大型ビジョンに映し出されたコードを見せ、「ブレイクザコードになっておりまして、たくさんのコードが出てきます。僕たちがそれをパフォーマンスで破壊していきますので、ぜひ皆さんも武道館をブレイクしていきましょう!」と右フックのポーズを見せて気合い十分。

続いて佐野が「今から披露させていただく楽曲は、僕たちにとって思い出深い曲になっています。その楽曲を成長したINIがパフォーマンスさせていただきます」と伝えると、「PRODUCE 101 SEASON2」の課題曲だった「RUNWAY(INI Ver.)」と「ONE(INI. Ver.)」を爽やかで伸びやかな歌声で届け、MINIに感動を与えた。

VCRでは、ジャングルジムやブランコなどがある公園セットにINIが集まり、「友だちとは何か?」というテーマで友だちになりたい相手にさまざまなアイディアを出してアピールする姿が映し出された。プレゼントをあげようとしたり、一緒にじゃんけんをして遊ぼうとしたりする無邪気な姿に会場も癒される。メンバー全員が集まり、「実はずっと仲良くなりたかった。I will do what you like」という言葉で映像が終わると、ステージには白を基調とした衣装を身にまとったINIが登場。浮遊感溢れるヒップホップビートが心地良い「Do what you like」を披露した。客席に指ハートを送ったり、メンバー同士でハートを作って見せたり、西が佐野の肩をぶるぶると揺さぶったりとメンバー同士が戯れる姿にファンの頬は緩みっぱなし。続く「KILLING PART」では、メンバーが手を左右に振りながらステージに広がり、ファンもその手に合わせてペンライトをゆらゆら。池崎が「君に夢中なんだからBaby」と歌うパートでは投げキッス、藤牧と髙塚がうさぎ耳を作るとファンからは黄色い歓声が沸き起こった。

そして、尾崎が「一緒に楽しんで行きましょう!」と言って始まったのは「AMAZE ME」。リズミカルなサウンドに合わせてメンバーは思いっきりジャンプして楽しみ、2階、3階にいるファンのほうにも視線を送りながら笑顔を見せて会場を盛り上げる。曲の最後は、中央にメンバーが集まる中、ステージの上手側にいた佐野が松田をお姫様抱っこしながらステージ中央まで駆けつける一幕も。メンバーのさまざまな姿に、ファンの胸キュン指数は上がりっぱなし。

藤牧が「盛り上がってますか?」と投げかけると、会場の大きな拍手に満足そうなメンバーたち。MCではVCRの話しへ。藤牧が「武道館から始まったといえば、VCRの柾哉くんね。確かめ合おうチャレンジ。第一公演であったんですけど、『確かめ合おう』っていうぶりっこが(VCRに)あったじゃないですか。あれの選手権を決めようじゃないか」と話し、誰が一番いい表情をしているのかを決めるチャレンジが始まった。まずは本家の木村から。「3、2、1」の合図で、「お互いの気持ち、確かめ合おう」と照れくさそうに披露すると、そのキュートな表情に湧き上がる会場。続いて池崎は後ろを向いた状態から始まり「アイコンタクトをしてぇ、お互いのきもつぃ・・・」と言い、「確かめ合おう」で振り向いて指で目を見開くと会場を笑いの渦へと巻き込んだ。メンバーからは「コワイコワイ、夢に出てくるよ」と突っ込まれながらも池崎は満足げ。続いて藤牧が「ガチでいくよ」と気合いをいれると、「アイコンタクトして、お互いの気持ちぃ、たちかめあおぅ」と赤ちゃん言葉で可愛く披露。西から「なんかちょっと期待してたのと違くない?」と突っ込まれながらも、会場を笑顔にした。そしてラストは尾崎。会場中が彼に集中する中、目を輝かせながら愛らしく表現すると、会場からは「かわいい!」という声が相次ぎ、メンバーも「ヤバい! これだよ、これ!」と称賛した。

楽しいトークを終えると、前に進めなくなった自分の道を大切な人が照らしてくれることで前に進めるようになるという内容を歌った「Brighter」を披露。美しいピアノのサウンドに神秘的なシンセサウンド、透明感のある歌声が会場を包み込む。清涼感溢れる曲「STRIDE」では、メンバーがステージ両端に分かれて、2階、3階、客席の奥のほうにいるファンまで視線を送り、INIとMINIの手拍子で会場が一体となった。曲の最後は、「木村・後藤・松田」がハートを作り、「池崎・田島・西」がユニークな姿を見せ、「尾崎・佐野・許・髙塚・藤牧」は佐野を神輿のように担いで、それぞれ順にステージを去っていった。

11人の一糸乱れぬパフォーマンスも最高だが、ユニットステージではそれぞれの個性も発揮。ステージをはけた順に、「木村・後藤・松田」のユニットでは、ダイナミックかつエレガントなダンスパフォーマンスで会場を熱くし、「池崎・田島・西」は、チル&グルーヴィーなサウンドにのせてエモラップを繰り広げて会場を陶酔へと誘う。3組目のユニット「尾崎・佐野・許・髙塚・藤牧」は、3rdシングル「M」収録の「Mirror」を披露。5人それぞれがスポットライトに当たり、優しくも力強い歌声を会場に響かせた。

パフォーマンス後のMCでは、尾崎が「ユニットステージ、いかがでしたか? もしツアーがあったらまた違った形で、違うユニットステージができたら良いなって思っています。まだわからないですけど、やりたいです! それまで楽しみにしていてください」と伝え、次のライブへの期待も膨らむ。

次の曲紹介で、池崎は「次の歌にいきたいんですけど、アンコール公演のために準備した歌になっています。普段生活していて、上手くいかないこととか、辛いこととかいっぱいあると思います。立ち向かうことも大切ですけど、逃げるという選択肢も間違いではないと思っています。心を大切にしてほしいし、心が健康なうえで物事に立ち向かえると思うので、MINIのみなさんが逃げてこられるような場所、癒しの場所になれるように僕たちがそうなれるように願っています。疲れたら休んでも良いので・・・。聴いてください」と伝えると、「Runaway」のステージへ。大型ビジョンには、「どこまでもついていくよ」、「君らの存在が明日の希望」、「MINIがINIの翼に」といった公式サイトでファンから集めたINIに愛を伝える「11文字」のメッセージが日本語や韓国語で流れていく。そして最後にINIからのメッセージとして、「疲れたら休んでもいいさ」と画面に大きく表示され、優しい歌声とメッセージでファンの心をあたたかく包み込んだ。

心を癒すバラード曲の後は、スナイパーやハッカーなどに扮したメンバーがミッションをこなしていくVCRが流れ、ライブコンセプトの[BREAK THE CODE]らしい緊張感高まる映像で会場の雰囲気も一変。静まりかえった会場にドアをノックするサウンドが響くと3rdシングル「M」のタイトル曲「Password」、電話のプッシュ音が印象的な「CALL 119」、エネルギッシュなヒップホップチューンの「Shooting Star」とダンサブルなナンバーを畳みかけ、会場のボルテージを高めていく。

息を整えながら許は「4曲披露しました。熱いですね、会場。『Runaway』という曲は特別に追加公演で用意した曲です。去年の公演では披露できなかたんですけど、僕たちもずっと披露したくて、やっと追加公演でできて本当にうれしいです。毎回聴いていて、鼻につんてくるっていうか・・・泣きそうになります」と感動を伝えた。続けて後藤は「ラップパートを作詞させて頂いたんですけど。意識したのは、僕たち等身大の思いをしっかり歌詞に入れたいなと思って作りました」と歌詞に込めた思いを伝えた。また、「Runaway」のMINIからのメッセージについて、田島は「皆さんが送ってくれたメッセージ、本当に感動しました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。韓国語のメッセージについて、どんな言葉だったのかを聞かれた彼は「ネニョネド ハムケイッソヨ サランヘヨ」と紹介。その言葉に西が「えー!」とすぐに反応していたため、韓国語がわからない人にどんなメッセージだったのかを西が翻訳することに。彼は「本当に今まで、怪我なくツアーを通して、無事にやってこれましたね。あなたしかいません」と訳すと、松田に「そんなにつまってたんだ(笑)」と突っ込まれ笑いが起きる。そして田島が「来年も一緒にいましょう。愛しています」と訳して本当のMINIからのメッセージを伝えると、「僕たちもずっと一緒にいたいです」とコメント。「MINIからもらってばかりでは・・・」とINIからもMINIに11文字でメッセージを伝えることになると、佐野は「こころからだいすきだよ!」と伝えて踊り出し、会場をほっこりさせた。

ライブは終盤を迎え、松田が「ツアーの最終公演も後半戦。まだいけますかー? まだいけるよねー! ということで、会場の心を一つにしたいと思いまして、恒例の・・・ウェーブいっちゃいまーす!」とテンション高めで発表。メンバーがステージに広がり、藤牧が立つ下手側からウェーブをしていくことに。「いきまーす!」と気合が入るとウェーブがスタート。上手側のメンバーの列の最後にいる松田までウェーブがいき、大型ビジョンに松田の顔がアップで映ると、渾身の変顔“鬼瓦”を披露して会場は大爆笑。「やっちゃったー。こういう気持ちなんだ、8000人の前で変顔したの初めてだわ(笑)」と後悔する松田だったが、今度は松田側から藤牧側にウェーブをしていくことに。ここで藤牧と後藤の立ち位置が変わり、後藤が「迅! 見とけ!」と気合いを入れると、松田の「せーの!」の合図でウェーブがスタート。ウェーブが後藤まで辿り着くと、「のらない、そらない」と歌いながら身体を反るようなウェーブを見せ、そのユニークなダンスは隣にいる藤牧や許へと順に繋がっていき、なかなかウェーブが止まらない。そして後藤の「誰か止めて!」という声でウェーブが終わると、ウェーブで繋がっていったメンバーが下手側に固まっていたため、中央にメンバーを移動させるために池崎が誘導すると、「サザエさんみたい」という言葉で、その姿が「サザエさん」のエンディングで家族の先頭になって走るサザエさんのように見え、会場はさらに笑いの渦に包まれた。

楽しいトークを終えてからは、PVの再生回数が1500万回を越えた「Dramatic」、自分らしく進んで行くという力強い覇気を表現した「BAD BOYZ」と続けて披露し、会場を盛り上げた。

一曲、一曲、全力を出し切って披露していく中で西は「だってさ、まだこれ言うの早いと思うんだけど、今までやった曲はもうこのステージでは踊らないんだぜ。なんか、急にふわってなって・・・」と、終わりが近づく寂しさに名残惜しそうに語る。彼は「次の曲で最後になります。最後やる前にありあまっているエネルギーを皆さんと一緒にぶつけたいと思います。楽曲に入る前に、僕が『Pop Pop!』って言ったら持っているもの全部振ってください。まじでこれやるの最後だから。いけますか!」と会場を煽ると、大きな拍手で応えるMINIたち。「それでは最後の曲いきましょうー!」と西が叫び、1stアルバム『Awakening』のリード曲「SPECTRA」のステージがスタート。田島が「Are you ready?」と気合いを入れると、「Pop Pop」と叫ぶ部分では、西の言葉通りに会場中のペンライトが同時に力強く振られ、この日最高の盛り上がりを見せた。

アンコールでは、オーディションのテーマ曲で1stアルバムに収録されている通称「レミフラ」の「Let me fly~その未来へ~(INI.Ver.)」の楽曲でメンバーが再登場し、笑顔溢れる爽やかなパフォーマンスを披露した。

最後はメンバー一人一人から感謝の気持ちが伝えられた。

後藤「今日は来てくださって本当にありがとうございました。楽しめましたか? 本当に悔いはないです。全部出し切ることができて、本当にMINIのみんなもめちゃくちゃ盛り上げてくれて、本当に最高の素敵な時間でした。パフォーマンスして思ったのはマジで楽しい! MINIのみんなの前でパフォーマスしている時間が楽しくて幸せです。好きな事をして生きるって当たり前じゃないんだなって、めっちゃ思いました。いろいろ家庭の事情とかいろんな理由があって、辛い仕事を続けなければならなかったり、好きな事も諦めないといけない人とかもいると思います。その中で自分たちがみんなの前に立ってパフォーマンスする幸せな時間も、みんなといる時間も毎日が楽しくて、これが本当に当たり前じゃないんだなって改めて感じました。辛いこととかもあると思うんですけど、家族や友人を大切にしてくださいって言われると思うんですけど、本当にみんな、自分を大切にしてください。INIにとってはMINI一人一人が大切なので、みんなが健康で幸せでいるのが僕の今年の目標です。素敵な時間をありがとうございました。楽しかったです」。

佐野「今日はありがとうございました。『レミフラ』を初めて踊って、そのときにみんなとも出会って、そこから2年経ちました。この2年間で感じたことは、時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早かったし、MINIのみなさんのこともめちゃくちゃ大好きだなって思いました。なによりもメンバーがめちゃくちゃ良いヤツすぎて、ほんまに俺ら毎日めちゃくちゃ幸せです。ほんまにここまで支えてきてくれたみなさん、ありがとうございました。毎日、しんどいことも辛いこともあると思いますけど、お互い支え合ってたくまし楽しく人生歩んでいきましょう。これからもINIのことよろしくお願いします。ありがとうございました」。

池崎「今日は遠くから来て頂き、ありがとうございました。本当にツアーを完走することができて嬉しいです。雄大が言ってくれた通り、時間が過ぎるのがすごく早くて、最終日、最後の公演は一瞬一瞬を目に焼き付けようと、皆さんのことを見ながら、一瞬一瞬を大切にパフォーマンスしたんですけど、本当にライブが楽しくて、幸せです。全部、うちわとか、紙とかに(笑)、書いてくれてるじゃん。『武道館おめでとう』とか『完走おめでとう』とか。本当に全部、逆なんですよ、こちらこそ、いつも応援してくれて、僕たちを支えてくれて、僕たちのことを見ていてくれて本当に嬉しいし、もっと伝えたいんですけど、本当にMINIの皆さんは大切です。MINIの皆さんのおかげで、こうやって僕たち楽しくツアーを最後までやることができて本当に楽しかったです。これからもINIはもっともっと皆さんを大きな舞台に連れて行って、INIを推してて良かったって思わせるようにみんなで協力して、もっと大きくなるので、これからも応援してほしいです。今日はありがとうございました」。

尾崎「本日はお越し下さり、ありがとうございました。無事、メンバー全員一人も欠けることなく完走することが出来ました! できたのも、支えてくれる人達だったり、一番は来てくださっているみなさんのおかげです。自分は支えになれるようなアーティストになれるようにと思っていますが、たまにみなさんの支えになっているのかなと不安になっちゃうときもあります。でも、ライブを通して皆さんと直接目を合わせて見ていると、すごく幸せそうな笑顔を向けてくれて、そういうのを見ると、ちゃんと支えになっているのかなって思うので、僕はすごく嬉しいです。この気持ちをぶれることなく、ずっとずっと夢に向かって突き進んでいこうと思いますので、僕たちについてきてくれると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」。

松田「MINI! いつも支えてくれてありがとうございます。今日という日を迎えることができて、めちゃくちゃ嬉しいです。武道館の追加公演が発表されて、もうここまで来て、あっという間だったなって思います。歴史あるステージでパフォーマンスできるのは、なかなかできないことだし、ここを目指して普段頑張っているアーティストがたくさんいると思います。本当にここに立たせてくれてありがとうございます。今日まで支えてくれたお父さんとお母さん・・・、自慢の息子やろ! 本当にMINIの皆さんのたくさんの応援、届いています。この景色を僕にくれてありがとうございました」。

藤牧「みなさん、今日はここまでお越しいただきありがとうございます。楽しかったですか? 僕も最高に楽しかったです。自分は中学のときに、好きなアーティストさんのライブを生で見て、こういうステージでパフォーマンスする職業に憧れて、ずっと夢を追い続けてきました。一度諦めてしまったんですけど、こうして自分たちの初めてのツアーをやらせていただいて、たくさんのMINIのみんなに会って、本当にもう一度夢にチャレンジして良かったなと心から思いました。本当にみなさんありがとうございます。パフォーマンスする側に立ってみて、本当にとんでもない数の人たちに支えられてできてるんだなと感じています。ずっと支えてくれている家族とか友だちとか、ライブを何カ所かまわって、終わって会場のかたずけとか、めちゃくちゃすごい大変なことだし、日頃からINIを支えてくれているスタッフの皆さんとか、自分たちのわがままを嫌な顔せず受け入れてくれたりとか、関わってくれているすべての人達に支えられて今こうしてステージに立っているんだなって感じています。なによりも一番はMINIの皆さんに支えられているんだなと、この期間で改めてめちゃくちゃ感じました。本当に心からありがとうございます。自分がめちゃくちゃ支えられている分、本当に本気でみんなを支えるようにこれからも頑張るので一緒に歩んで行ってください。毎日、辛いこととか大変なことがあると思うし、なんで毎日疲れるけど、何のためにやってるんだろうって思うかもしれないけど、こういう日を楽しみにしてくれたら嬉しいです。INIになっての一番の楽しみは、こうして皆さんの前に立って、みんなに会って目を合わせて、パフォーマンスして、この時間が好きなので、これからもよろしくお願いします」。

田島「今日はありがとうございました。僕たちの愛は伝わりましたか? 僕たちがこうして輝けるのもMINIのみなさん、スタッフの皆さんだったり、数えきれないくらいのスタッフの方々が僕たちを支えてくれて、本当に感謝しています。『レミフラ』を踊ると、良い意味で我に返るというか、やっぱり普通じゃないんだなって思えて、こういった立場の人は多くの人に勇気だったり、あたたかさだったり、そういったものを与えられる立場だと思います。だからこそ自分も強くなって、これからも歩いていきたいなと思いましたし、MINIの皆さんにも一緒に歩んでほしいなと思いました。このツアーを通して皆さんとの距離も縮まったのではないかと思います。皆さんどう思いますか? 僕も本当に距離縮まったと思います。終わっちゃうのが寂しいなって気持ちです。だから本当にこういった機会をもっともっと増やしていきたいと思います。思ったのは、さっき京ちゃん(藤牧京介)と話していたのが、1年かけてツアーやりたいねって。叶うかわからないですけど。みなさんに会いたいなっていつも思っています。また会いましょう。ありがとうございました」。

木村「MINIのみなさん、会場にお越しいただき、ありがとうございました。最後に毎公演、1人ずつしゃべらせてもらっていたんですけど、最後の公演で僕が言えることは、『ありがとうございます』しかなくて・・・。こうやってステージを作ってくださっている制作・演出家のみなさん、僕たちをかっこ良くしてくださっているスタイリスト・ヘアメイクチーム、普段から支えてくださっているINIチーム、そして何より僕たちをこのステージに立たせてくれているMINIの皆さん、本当にありがとうございます。冬だし、寒いし、大変な情勢の中だし、本当に重い荷物持って、命かけてここまで来てくれていることが本当に伝わります。本当にありがとうだし。これからもINIは、老若男女関係なく愛されていけるようなグループになると僕も信じて、日々頑張ってこうしてMINIのみんなに会える日を楽しみに、毎日頑張るので、これからもよろしくお願いします。今日は大切な時間をありがとうございました」。

尾崎「今日はMINIのみなさん、会場に来てくださっているみなさん、ありがとうございました。いつもありがとうございます。一昨年の6月13日に人生が変わって、MINIの皆さんに出会って、今日までが本当にあっという間で、今こうして武道館という会場で皆さんに会えているのが本当に信じられなくて、名前が大夢なだけに、大きな夢を見ているようです。僕たちはオーディションでできたグループですけど、オーディションに応募したときに、僕がこうなるとは全く想像していなくて、ひねくれ者だったのもあって、審査が通る度に辞退しようかなって思ってたんです。大変な人生になっちゃうだけだって思ってたんですけど、あの時に決心してこの道を選んで良かったなって、ここからの景色を見て、改めて思いました。デビューしてすぐにファンミーティングがあったんですけど、10年後またこの会場に来てくれているMINIのみんなと、また会えるようなアイドルになりたいって言ったんですけど、今日が終わって、また明日からINIというグループが次のフェーズに行くと思うんですけど、そうなってどんどん時間が経っても、今ここに来てくださっている皆さんにまた会えるようなグループになっていきたいなと思います。本当にいつも感謝しています。僕がここに立てているのは、間違い無く今僕のことを見てくれている、応援してくれているあなたのおかげだと思います。本当にありがとうございました」。

西「お越しいただき、本当にありがとうございます。みんなが言ってくれたことがすべてで、本当に感謝してもしきれないし、いまだに武道館に立てていることも、ツアーをやってることもだし、INIになってるってこともだし・・・。振り返ると、いろんな・・・ことがあって・・・。めっちゃ私情になるんですけど、みんな覚悟してINIやってます。オーディションも正直めっちゃしんどかったです。みんな、なにかあって、そこからそれを断ち切って覚悟決めてやってます。今までの環境とか、お別れしなきゃいけないのかなって勝手に俺は失っちゃってるって思ってたけど、でも全然そうじゃなくて、ただの思い込みで・・・。めっちゃくちゃ応援してくれてて、ツアーに来てくれて、めっちゃ楽しかったって、みかん食いながらずっと言ってて。みかん食べながら楽しかったって、本当に楽しかったら言えないじゃん(笑)。だから、本当にやって良かったなって思うし、俺にはめっちゃいろんな人たちがいるんだって思うし。MINIの皆さんだったり、スタッフの皆さんだったり。だからこそ、そのくらい覚悟決めてやってるし、本気だし。俺らグローバルボーイズグループっていってるじゃん。まだまだここからだと思ってるし、そのくらい本気で俺は世界に行きたいです。でもINIの11人だけでは無理です。ツアーを通して思ったのは、一人じゃできないし、メンバーでもできないし、INIのチームとして支えてくださっているスタッフの皆さんとか、本当にいっぱいいます。そのチームで、もっともっと上に行きたいです。それにMINIの皆さんもいます。だからチームだぜ、俺ら。マジで。INIチームです。いったん、ここに立たせてくれてありがとう。みなさん、ありがとうございました」。

許「今日は来てくださって本当にありがとうございました。自分は数年前に知り合いゼロ、家族ゼロの状態で日本に来ました。今日は武道館という素敵な舞台に立てて、本当にいろんな人に支えてもらっていて。学生時代の先生とか友だち、今は大切なメンバーたち、スタッフのみなさん、大切なMINIのみなさんから、ほんとにもらってばかりで・・・。ぶっちゃけ、一人で言語もたまに通じない時もあるし、どうしてもしんどいというか、孤独を感じる時もあったんですけど、そんな弱かった自分を強くしてくれたのはここにいるみなさん。本当に皆さん一人一人に感謝の気持ちを伝えていきたいんですけど、なかなかそれができなくて。だから、少しでも自分たちのパフォーマンスで笑顔になってくれたら、ここにいないMINIの皆さん、どこかで自分たちの姿を見て、『自分たちはみんなのおかげでがんばってるよ』って思ってくれたら、それは自分たちにとって最高の恩返しになります。恩返しだけじゃ足りないというか、それが当たり前だと僕は思っていて、もっとみなさんにMINIの皆さんに与えていきたいと思っています。もっと大きなステージに連れて行きたいし、もっと一緒に大きな夢を叶えていきたいと思います。なので、まだまだ自分たちの道はスタートしたばかり。これからもぜひ、ついてきてください。ありがとうございました」。

メンバーそれぞれの熱い思いが伝えられると、会場からは大きな拍手が送られた。そして最後の曲「We Are」がはじまり、気球や空飛ぶ城の映像をバックに、爽やかな笑顔を見せながら歌うメンバーたち。歌い終えると、紙吹雪が舞う中11人が手を繋いでステージの端から端まで歩き、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、MINIとの別れを惜しみながらステージを去っていった。

4月19日には、2022年12月25日に開催した東京・有明アリーナ公演が収録された「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]」Blu-ray & DVDの発売が決定。2023年もINIの活躍から目が離せない!

取材&text:Zackey

photo:©️LAPONE ENTERTAINMENT

[公 演 概 要]

2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]TOKYO 

日本武道館

23.01.08(日) OPEN 16:30 / START 17:30

全席指定 ¥9,900(税込)/ 注釈付指定席 ¥9,900(税込)

主催:LAPONE ENTERTAINMENT

協力:CJ ENM・吉本興業

制作:PROMAX

運営:DISK GARAGE

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