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【オリジナルレポ】『KROSS vol.2』開催目前!「KROSS vol.1-kpop masterz-」公演を振り返る!

写真:KROSS提供

『KROSS vol.2』が2023年2月25日(土)・26日(日)有明アリーナにて開催されるにあたり改めて振り返る!

2023年1月2日、バンテリンドーム ナゴヤで「KROSS vol.1-kpop masterz-」が開催された。授賞式を除いてドーム規模で行われるK-POPのフェスティバルとしては国内最大級のイベントとなっており、記念すべき第一回目となる今回の公演では、7ORDER、BLANK2Y、TOMORROW X TOGETHER、チャウヌ、J-JUN、パクソジュンという豪華アーティストが一堂に会した。

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まずはオープニングアクトとして7ORDERが登場。ダンスとバンドの二刀流でパフォーマンスしている彼らは、ダンス曲「Monster」、そしてバンドスタイルの「agitate」を披露した。リーダーでボーカル担当の安井謙太郎が「名古屋の皆さん!あけましておめでとうございます!オープニングアクトとしてこの会場を盛り上げたいと思います!」と挨拶。そしてダンスとバンドの両方を取り入れているところに注目してもらいたいという楽曲「GetGold」を始め「SUMMER様様」「&Y」「What you got」を披露し、会場を盛り上げた。

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続いて登場したのは、2022年5月に韓国デビューを果たしたBLANK2Y。デビュー曲「Thumbs Up」と「Touch」を披露し、迫力あるダンスパフォーマンスで会場を沸かせた。

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日本人メンバーのマイキーがやりたかったというコール&レスポンス「ナゴヤドーム盛り上がっていますか?」という声に、会場からは大きな拍手があがった。「新年早々皆さんと一緒に過ごすことができて幸せです」「ナゴヤドームという大きな会場で公演することができて光栄です」と語り、日本語で「あけましておめでとうございます!」と挨拶。ここで直筆サインボールを客席に向かって投げるサプライズが。メンバーたちがボールにキスをして投げると会場は大盛り上がり。ルイが「このボールを受け取った方はK2YWE(BLANK2Yのファンの名称)になってくださいね」と言ってボールを投げると、さらに大きな歓声があがっていた。そして最後は「ポップな楽曲で、皆さんの心臓をガッとつかみたい」と紹介した「FUEGO (Fearless)」を披露。その言葉通り、キレのあるダンスで観客を魅了した。

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次に登場したのは5年ぶりの来日となったパクソジュン。笑顔で颯爽とステージに現れたパクソジュンは「お久しぶりです。パクソジュンです」と日本語で挨拶し、「このような公演会場に見に行ったことはあったのですが、ステージに立つのは初めてで思ったより緊張していますが、同時にワクワクもしています。本当に久しぶりに大勢の皆さんとお会いでき、とても光栄です。皆さんと素敵な時間を過ごしたいです」と今日の意気込みを語った。

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MC古家正亨氏とのトークコーナーでは日本でも大ヒットしたドラマ『梨泰院クラス』について「新しい挑戦となった作品でした。結果的に沢山の皆さんから愛される作品になりましたが、撮影はとても大変でした。10カ月の撮影期間の間、僕はパク・セロイという人物として生きて様々な感情を感じなければいけませんでした。僕自身が非常に成長することのできた作品だったと思います」と語った。その後の『正直に答える YES or NO』のコーナーでは事前に募集されたファンからの質問もあり、二択の回答で彼の意外な姿を教えてくれたり、ドラマのセリフを再現したり、愛犬シンバの近況を話すなど、サービス満点。ファンにとって楽しい時間となった。

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最後は「次回来る時にはもっと長い時間を作って皆さんと過ごしたいと思います。2023年新年から皆さんに会いに来れてとても光栄です。この一年間健やかにお過ごしください。これからも皆さんとお会いできる機会を作るよう努力したいと思います。(日本語で)あけましておめでとうございます」と挨拶。その後トロッコに乗って直筆サインボールを投げながらドームを一周してステージを後にした。

次のステージに登場したのはJ-JUN。ロックサウンドの楽曲「Our Secret」で最初からアクセル全開といわんばかりの歌声で一気に観客をJ-JUNワールドに引き込んだ。「こんにちは!J-JUNです!皆さん楽しんでいますか?生バンドって楽しいね!あけましておめでとうございます。年明けからこんな素敵なステージで皆さんとこうやって過ごせることに心から感謝しています。ありがとうございます」と流暢な日本語で挨拶。「久しぶりのナゴヤドームなので盛り上げていかなくちゃと思っています」と話すと、「for you…」「Ray of Light」「Mine」「GLAMOROUS SKY」とバラードからロックまで立て続けに披露し、その圧巻の歌唱力とステージパフォーマンスで会場を魅了した。

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「コロナで日本に来ることが難しかったから、ステージの上から皆さんから熱いエネルギーをいただけるのが嬉しい」と語ったJ-JUN。「僕のライブではダンス曲も沢山歌っているんですが、後輩アーティストの皆さんが爆発的なパフォーマンスを見せてくれるじゃないですか。だからビビッて今日はダンス曲じゃなくロック曲にしました(笑)」と話し、会場の笑いを誘う一幕も。最後は「わざわざここまで来てくださったファンの皆さん、ありがとうございます。年明けから皆さんと過ごせて、改めて心から感謝しています」と挨拶し、HYDEが楽曲提供した「BREAKING DAWN (Japanese Ver.) Produced by HYDE」でステージを締めくくった。

続いてTOMORROW X TOGETHERがステージに登場すると、会場からはひと際大きな拍手と歓声が。「0X1=LOVESONG(I Know I Love You)」のパフォーマンスで、会場のボルテージは一気に上昇。ヒュニンカイの「皆さん、とても会いたかったです!皆さんも会いたかったですか?」という問いかけに会場から拍手があがると、テヒョン「まだ聞こえない。もっともっと!」、ヨンジュン「2階がまだ聞こえないよ」と煽ってさらに会場を盛り上げ、続けて日本語曲「君じゃない誰かの愛し方(Ring)」を披露した。

トークではナゴヤドームのステージに立った感想について聞かれると「久しぶりに来たにも関わらず、温かく迎えていただいてありがとうございます」とボムギュ。1月27日に韓国でカムバックを予定していることについては、テヒョン「いろんなジャンルの曲があります」、ヒュニンカイ「MOA(TXTのファンの名称)の皆さんが喜んでくれるアルバムになっています。(日本語で)期待してください」と語った。

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その後、韓国語曲「Opening Sequence」、GReeeeN作詞作曲の「Ito」をしっとりと歌い上げ、スビン「2023年の最初に大きなステージに立つことになって、大勢の観客の皆さんと過ごすことができ、とても幸せでした。楽しかったです」、ヒュニンカイ「新年を迎えて大きなプレゼントをもらったようで、とても嬉しいです。愛してます!ありがとう!」と挨拶。

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テヒョンの「今年は日本に頻繁に訪れる一年になると思います」、ヨンジュンの「昨年よりももっと多くのMOAの皆さんに会えたらいいなと思っています」という言葉には、会場から再び大きな拍手と歓声があがった。

最後は日本語で、スビン「2023年もよろしくお願いします!」全員「皆さん!新年あけまして、おめでとうございま~す!」と挨拶。その後ガラリと雰囲気を変えて激しいダンスパフォーマンスの「Good Boy Gone Bad」を披露してステージを後にした。

最後のステージを飾ったのはチャウヌ。ASTROの日本オリジナル曲「1番好きな人にサヨナラを言おう」を情感たっぷりに歌い上げ、日本語で「皆さ~ん、こんにちは!あけましておめでとうございます。僕はチャウヌです」と挨拶。はにかんだ笑顔を見せると、それだけで会場からは歓声が!「1番好きな人にサヨナラを言おう」という曲をお届けしましたが、いかがでしたか?日本に新年に来たので、日本の曲を歌った方がいいと思ったのですが、バックステージで考えていたら悲しい曲だと気づいて、ちょっとどうかなと思ってしまいました(笑)」とウヌらしい優しくて可愛いらしい一面をのぞかせた。

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MC古家氏とのトークコーナーでは、出演するドラマの話題に。ドラマ『アイランド』では最年少の悪魔祓いの役を演じているというウヌ。「簡単ではないシーンもありましたが、やってみたいキャラクターだったので楽しく撮影することができました」と話すと、アクションシーンを再現してくれるサービスぶり。また撮影中の「ワンダフルデイズ」については「以前出演した『女神降臨』で演じたスホをアップデートしたようなキャラクターです。楽しく撮影をしているので、一日も早く皆さんに見ていただきたいです」と語った。ファンからの質問に答える『福袋Q&A』のコーナーでは「魔法が一つ使えるなら何をしたい?」という質問に「瞬間移動」というウヌ。だがその瞬間移動は「客席のここからそこに…」と答えて観客の笑いを誘っていた。

その後はウヌのソロ曲である「First Love」を歌いながら客席に向かってサインボールのプレゼント。そして「今日一緒に過ごしてくださった皆さんに、ありがとうございますと伝えたいです。新年に皆さんから素敵なエネルギーをもらって帰れます。この一年間を一生懸命頑張ることができると思います。(日本語で)皆さん、あけましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします」と挨拶。最後は「2階、3階の皆さんの近くにも行って挨拶したい」と話し、「Love so Fine」を歌いながら気球に乗って会場を周り、イベントの最後を締めくくった。

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【KROSS vol.1-kpop masterz-(クロス ボリュームワン ケーポップ マスターズ)】

開催日:2023年1月2日(月)

<昼公演>開場:10:00/開演:12:00 <夜公演>開場:17:00/開演:19:00

開催場所:バンテリンドーム ナゴヤ

(〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1-1)

公式サイト:https://kross-live.jp/

◆KROSS vol.1-kpop masterz-とは◆

韓国を中心としたアジアで、世界を眺望し飛躍するアーティスト、俳優らが一堂に会するイベントとして、記念すべき第1回目を2023年1月2日、バンテリンドーム ナゴヤで開催。

イベントタイトル「KROSS」には、“出演アーティスト、俳優の皆さんの溢れる才能が交差(クロス)することで、さらなる輝きを放つ”という意味が込められており、授賞式を除いてドーム規模で行われるK-POPのフェスティバルとしては国内最大級となっている。

2023年2月25日(土)、 26日(日)に東京・有明アリーナでvol.2の開催が決定している。

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