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【オリジナルレポ】「BUZZ-UP 2023 spring」日韓メンズアーティストによるダンスボーカルフェスティバルレポート

本物の熱狂を届ける、日韓メンズアーティストによるダンスボーカルフェスティバル「バズアップ」。毎回大人気のライブステージ。2023年3月20日東京・豊洲ピットにて「BUZZ-UP 2023 spring」が開催された。

今回は8組のアーティスト、そしてBUZZ-UP NEXT、Opening Act(2組)というラインナップ。

1組ごとにその模様をレポートする。

まずはOpening Act。

☆IB147(アイビーイチヨンナナ)

初来日、なんと日本でのステージはこのBUZZUPが初となる韓国新人ボーイズグループ:IB147。

オリジナル曲「Overshock」でキレのあるダンスと、新人ながら実力度高いパワーボーカル。

そして激しいダンスカバー曲で、堂々とした初ステージをきめた。

挨拶では緊張のためか仕切りなおすこともあったが、激アツのステージとのギャップに会場からは「かわいい!」という声が。

かっこよさ、かわいさを備えた今後目の離せないグループになりそうだ。

3/21より新大久保SHOWBOXで公演中。

初回は観覧無料でツーショットチェキも撮影できるとのことで是非会いに行ってみては。

日本公式Twitter

https://twitter.com/Official_IB147J (@Official_IB147J)

☆D-ONE(ディーワン)

続くD-ONEも来日2度目の韓国の新人グループ。

今回メンバー1人が膝の手術のために悔しくも不参加ではあるが、ダイナミックかつ繊細なパフォーマンスで惹きつけた。

すでにファンも多数で、会場には駆けつけたファンがボード等を手に応援していた。

ビジュアル、パフォーマンス共に興味深く注目度は高い。

現在新大久保SHOWBOXで公演中。

どなたも初回観覧無料。当日券も毎回若干数ご用意しているとのことで是非SNSもチェック。

日本公式Twitter

https://twitter.com/DONE_OFFICIALJP (@DONE_OFFICIALJP)

ここで登場した今回のMCのU-KWON(Block B) と桑山隆太(WATWING)。

日本語でのMCは初めてというU-KWONは「この日を楽しみにしていました!自分の公演より」と明るいジョークで場を和ませた。

桑山と2人の掛け合いも後半になるにつれリズミカルに。

掛け声の練習をして、会場をさらにアツく盛り上げる。

☆XEED

BUZZ-UP NEXTとして登場したのは韓国グループXEED。

会場からも黄色い声援が響いた。

いつもしているファンとの呼応があるとのことで、この場でも披露。

一気に会場はXEEDの世界観に。

1曲目「Dreamland」では情熱的なダンスで、メンバー3人ではあるがステージ狭しと惹きつける。

休み暇なく「Mirage」へ。セクシーな声が特徴で、こちらも揃ったダンスとパワフルなステージを見せつけた。

3曲目もオリジナル曲「Stargazing」。

ステージを端から端まで走り回ったりと、しっかり次世代期待のアーティストとしての才能を見せた。

いずれも昨年リリースした1stミニアルバム「DREAM LAND」より。

終始会場の後方からも応援がステージに向けて届けられるなど、正に今後目が離せないグループだ。

日本公式Twitter

https://twitter.com/XEED_JP (@XEED_JP)

☆BMK

元気と勇気を発信し続ける5人組エンタメ集団!BMKが登場すると会場はペンライトを高く掲げひときわアツくなる。

「UNITE!」「ヒカリフル」と立て続けに披露。

その笑顔と明るいステージに、初めてBMKに出会った人たちも思わず立ち上がって応援するほど。

そして、一度きいたら忘れられない中毒性のある「アッカンワラベー」。最後はメンバーが初めて作詞に携わったという「ありがとうの音。」。「ありがとう〜」と言いながら歌唱スタート。

ポップで笑顔満載の楽曲にペンライトもリズミカルに揺れる。会場中に元気を与えた。

BMK メジャーデビュー初となる単独ホール公演が2023年7月2日(日)に決定している。引き続きチェックをお忘れなく!

公式Twitter

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公式サイト

bmk-official.com

☆WONSIK&WANCHUL

全員が身長180cm以上、最大メンバー数21人という韓国ボーイズジャイアントグループで10年間の活動を経験したウォンシクとワンチョル。

2人のユニットでの参加ではあるが、多くの舞台を踏んできた実力で独自のステージで会場を楽しませた。

まずは日本語の軽快なトークで会場を和ませた。

そして、ワンチョルのソロ。

グループでもボーカルを担ってきた繊細かつパワフルな歌声に会場も息をのんだ。

ウォンシクが「韓国人でこの曲をチョイスするの僕しかいないと思います」と言うのは、なんと昭和の大スター沢田研二”ジュリー”のカバー。

もちろん終始日本語の歌詞で歌い上げる。白い帽子と白いスーツがステージに眩しく映えた。

最後はなんと大塚愛の「さくらんぼ」を2人で力一杯熱唱。

会場全体に笑顔を咲かせた。

他の韓国アーティストとは同じ枠に入りきらない魅力満載のステージを披露した。

関連Twitter

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ウォンシク

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ワンチョル

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☆SUPER FANTASY

“おとぎ話の世界に飛び込んでハッピーエンドを迎えにいく、全く新しいエンターテインメントプロジェクト”SUPER FANTASY。

オープニングからアクロバティックな演舞で会場を引きつけた。

今回は、シンデレラのストーリーを描いた3部作を披露。

まずは「Heartless」。

夜の屋根裏部屋のようなダークファンタジーな雰囲気に、マントを纏ったメンバーが登場。

ナレーションがさらに物語へと引き込んでいく。

ミュージカルのようなストーリー展開は、2曲目「Magic!! 」へ。

一転変わって、今度は魔法をかけられたかのようなキラキラした舞踏会シーンへ。王子が姫を探すロマンチックなシーンでもある。

ラストへむけて「Time」で壮大な雰囲気へ盛り上がり、ひとつの物語を読み終えたかのような満足度の高いステージをみせた。

アクロバットやダンスはもちろんだが、歌唱の実力も見逃せない。

メインボーカルHAKUのクリアで力強い伸びのある歌声に会場の誰もが聴き入った。

また、先日YUTOはMUSICAL「追憶のアンブレラ ~VOICE 2023~」にも出演した。

唯一無二の世界観と実力を誇るSUPER FANTASYから目が離せない。

公式Twitter

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公式サイト

https://www.super-fantasy.com/

☆FlowBack

ミドルテンポのR&B「翻々」からスタート。

特徴的なダンス、そして世界観でFlowBackにしかできないステージを見せる。

2曲目「BOOYAH!」ではパワフルで力強さ満載、かつ細部に渡り息あったフォーメーションで展開するダンスで会場全体を虜にした。

「Swing Babe」「Wake Me Up」前半とは一転。明るイメージで違う側面の魅力もしっかりと表現した。

三年ぶりの東名阪ツアー「FlowBack  Live Tour 2023 -intersect-」が大好評進行中!ぜひチェックして頂きたい。

4/2(日)Nagoya: 名古屋 SEADE BOX

4/16(日)Osaka: Umeda TRAD

4/30(日)Tokyo: 日本橋三井ホール

公式Twitter

https://twitter.com/FlowBack05 (@FlowBack05)

☆学芸大青春(じゅねす)

人気急上昇中の学芸大青春は「Ylang Ylang 」のポップなサウンドで幕をあけた。この曲は2023年2月1日にリリースした「Piano Dance」のリード曲でもあり、ファンはもちろん会場の誰もが一気にステージに注目した。

続いて「Sugar」「DoDo tz Dotz 」でさらに会場中を盛り上げていく。

クリアボイスとファションリーダー的センスは見逃せないポイント。

「煽句Trash Talk -」ラップやストリートの雰囲気を含んだ中に、ピアノで奏るクラシックの名曲がマリアージュする新しいスタイルの特徴的な曲、そして最後の曲「WHO WE ARE ! 」では会場は総立ちになってペンライトを掲げて盛り上がった。

テレビ東京ドラマ『私と夫と夫の彼氏』主題歌に、新曲「ヤマアラシのジレンマ」が決定するなどエナジーと将来性満載のグループ。

9都市11会場を巡る全国ツアー 学芸大青春 5th LIVE TOUR『ダンス! ダンス!! ダンス!!!』開催中!

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https://twitter.com/GD_Junes (@GD_Junes)

☆KENTA・SANGGYUN

日本人メンバーKENTAと、韓国人メンバーSANGGYUN、2人ユニットKENTA・SANGGYUN。

今回は惜しくもSANGGYUNが不参加とのことで、KENTAひとりでのステージとなったが、ダンサーと共に迫力のステージを届けた。

「대답해(Tell Me Now)」でスタイリッシュでリズミカルな世界観を披露すると、続けて「AWAKE」へ。

伸び伸びと力強くキレあるダンスパフォーマンスで会場を魅了する。

トークでは「2人しかいないユニットなのに、1人いないなんて・・・!」とわざと大きく嘆くような素振りで会場を笑顔にするセンスもさすがだ。

本来は2人で歌う「Dreams」をSANGGYUNのパートも引き受け熱く歌い上げた。

「JASMIN」「좋아해(Who I Am)」まで披露し、多彩な才能と揺るぎない実力を見せつけた。

https://twitter.com/kenta_sanggyun (@kenta_sanggyun)

☆WATWING

BUZZ-UPではデビュー直後からおなじみとなっている、ホリプロ初の男性ダンスボーカルグループWATWING。

近頃では舞台や、映画、ドラマなどにもエンタテインメントの才能を活かし大活躍。

WATWINGの紹介がスクリーンに映ると、この日ひときわ大きな歓声が会場を揺らした。

”かっこよすぎて衝撃”とコメントも寄せられるほどのダンスナンバー「WATW “ing”」。「一緒におどろうぜ!!」というメンバーの言葉通り、会場全体が踊っているかのようにペンライトがひかる。そして続く「Sensation」でもWATWINGのスキルの高さを見せつけ、会場のヴォルテージもさらに急上昇。

「The Practice of Love」では少し雰囲気を変えてダンスパフォーマンスのみでなく、ボーカルの実力の高さも披露。

さらに、2022年にリリースされた第一線で活躍するアーティストとの楽曲コラボレーション企画第一弾作品「Honey, You!」。「WINGS」、そして2021年にリリースして以来、ファンからも絶大な人気の曲「Runway」を披露。

誰もが認める弱点のない才能溢れるステージに、会場は夢中になった。

2023年 8月30日にはWATWING初のフルアルバムのリリースも決定しているそうなので、引き続き応援していきたい。

公式Twitter

https://twitter.com/watwing_info (@watwing_info)

公式サイト

watwing-info.com

☆U-KWON(Block B) 

トリを飾ったのはU-KWON(Block B) 。

登場と同時に「Fuego」で一気に会場をU-KWONの世界へ。

MCのときの笑顔で日本語でもジョークを交えた朗らかな表情とは違った、”アーティスト”の顔に会場の誰もが目が離せない。

「Wanna do」「Everythin’ 」と続けてクールでスタイリッシュな時間を会場と共にした。

U-KWONが作詞作曲に携わった日本語曲バラードの「 itakunai (痛くない)」は、強くて優しい言葉で会場を包んだ。

そして最後は「品行ZERO」でパワー全開でステージを締めくくった。

text&photo:AaruTakahashi
https://www.instagram.com/aarutakahashi/

【BUZZ-UP 2023 spring】

日程:2023年3月20日(月)

会場:豊洲PIT

時間:開場 16:00/ 開演 17:00

   ※当初の予定より開場・開演時間が変更となっております。

出演:FlowBack / U-KWON(Block B) / KENTA・SANGGYUN / WONSIK&WANCHUL(元Apeace) / BMK / WATWING / 学芸大青春 / SUPER FANTASY

BUZZ-UP NEXT:XEED

MC:U-KWON(Block B) / 桑山隆太(WATWING)

OA:D-ONE / IB147

(順不同・略敬称)

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