歌手カンダニエルの名誉を毀損(きそん)した疑いで裁判に付されたYouTuber「脱オタク収容所」が結審公判当日に出席しなかった。
15日、ソウル中央地裁刑事18単独のイ・ジュング判事は、同日、情報通信網法上名誉毀損容疑で起訴されたYouTubeチャンネル「脱オタク収容所」の運営者パク氏の結審公判を進めようとしたが、パク氏の不出席で裁判を先送りした。
パク氏の弁護人は、「パク氏が5月、指の腫瘍除去手術をした後、極度に激しい痛みで来院し、(裁判に)欠席することになった」と説明し、これに裁判部は、「当日に不出席理由書を出せば、裁判部の立場で非常に当惑する」という立場を明らかにした。
裁判部は、パク氏に対する次の公判期日を8月12日に定め、「次も欠席すれば、拘束令状を発行する」と伝えた。また、「次の期日に検察側の証拠映像を視聴し、被告人審問まで行う。次の期日に特別な事情がなければ弁論を終結する」と明らかにした。
パク氏は、2022年のYouTubeチャンネル「脱オタク収容所」に、カンダニエルを誹謗(ひぼう)する目的の虚偽映像をアップしたと疑われている。5月27日にあった初公判当時、パク氏は映像をアップした事実を認めながらも、「映像内容が事実だと信じた」と、名誉毀損が成立しないと主張した。また、当時裁判所の前にいた取材陣を避け、顔を隠して必死に走っていく姿がとらえられ話題となったことがある。
これと別に、サイバーレッカー「脱オタク収容所」を運営してきたパク氏は、K-POPスターたちに対する虚偽事実を捏造、流布し被害を与え、彼らの名誉を毀損した疑いで起訴され、裁判を受けている。
特に、グループ「IVE」のチャン・ウォニョンが措置し、「脱オタク収容所」の運営者パク氏に対する身元を追跡した結果、1審でパク氏がチャン・ウォニョンに1億ウォン(約1千万円)を支給しなければならないという判決を受けた。その後、判決を不服としたパク氏側が控訴審を提起し、現在、控訴審を進行中にある。
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