YouTube「脱オタク収容所」運営者A氏が「BTS(防弾少年団)」のVとJUNG KOOKに7600万ウォン(約805万円)を賠償しなければならなくなった。

14日、ソウル西部地域民事12単独は、「BTS」のVとJUNG KOOKの所属事務所BIGHITミュージックがA氏を相手に出した損害賠償訴訟で、「A氏はBIGHITミュージックに5100万ウォン(約540万円)、Vに1000万ウォン(約106万円)、JUNG KOOKに1500万ウォン(約159万円)賠償するように」と原告一部勝訴の判決を下した。

A氏は2021年にYouTubeチャンネルを通じて、チャン・ウォニョン、カンダニエル、カリナ、「BTS」など多数のスターを誹謗する映像をあげて数億ウォンの収益を得た。

A氏は映像の収益金で不動産を購入するなどぜいたくな暮らしをし、虚偽ニュースを広めてスターたちを苦しめた。結局チャン・ウォニョンの所属事務所STARSHIPエンターテインメントをはじめ、次々に各社から訴えられた。

BIGHITミュージックはA氏に「名誉を毀損(きそん)して会社の業務を妨害した」として9000万ウォン(約953万円)の損害賠償請求訴訟を起こした。それだけでなくA氏が所属事務所の著作物を無断で使用したことについても指摘した。

BIGHITミュージックは訴訟後の進行状況も知らせた。昨年9月にBIGHITミュージックは「脱オタク収容所を相手に提起した名誉毀損などの不法行為に対する損害賠償訴訟は1審が行われ、その後の手続きも誠実に進行中だ」と強硬に法的対応することを予告した。

A氏はカンダニエルの虚偽映像を掲載した疑いで罰金1000万ウォン、チャン・ウォニョンの控訴審でも5000万ウォン(約530万円)を支払うよう宣告されている。

2025/02/15 08:23 配信
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