歌手キム・ボムス、故フィソンさんに、「一晩中交わしたくだらない音楽の話、忘れないよ」…哀悼の波が続く

歌手のキム・ボムスが、故フィソンさんを哀悼した。

 14日、キム・ボムスは、自身のSNSに、「忘れないよ…一晩中交わしたくだらない音楽の話…」とし、故フィソンさんを偲ぶ文を掲載した。

 また、「愛で抱きしめてほしい。温かなぬくもりを分かち合えるように、お互いの過ちをなでで、それぞれの姿をそのままで、どうか幸せに。RIP, real slow」と付け加えた。

 弔問2日目である同日まで、故フィソンに向けた歌謡界の哀悼は、続いている。故人は、10日、ソウル・クァンジン(広津)区の自宅で、亡くなった状態で発見された。警察は、11日、正確な死亡原因と時点などを把握するために、解剖を依頼し、12日午前、解剖が終了した。国立科学捜査研究院は、「死亡原因は、分からない」と1次所見を下した。

 当初、遺族は、大きな悲しみに陥り、静かに葬儀を執り行おうとしたが、故人を愛してくれた者たちが追悼できるように、遅くなっても殯所を設けることにした。故フィソンさんの実弟は、「兄を知っていらっしゃるすべての方、そして生きている間、兄の歌や音楽で少しでも幸せだった記憶がある方々は、躊躇せずに、気楽に殯所に訪問し、兄が旅立つ道が寂しくないように、共に過ごしていただけたらありがたい」と知らせた。

 43歳の若い年齢で、空の星になったフィソンさんに、歌謡界の同僚たちも哀悼のメッセージを送っている。「Fly To The Sky」出身のファニは、「フィソンよ、まだ信じられない。後でまた会おう。その時は、2人で僕たちの音楽を思いっきり歌おう。その時まで、ゆっくり休んでいて」と哀悼した。歌手のAliは、「見えないところでも、私も音楽を応援してくださり、心配してくれた、オッパ(年上男性を指す言葉)の後ろ姿が、私の夢の最初の始まりだった」と、悲痛な気持ちを伝えた。

 生前故人と合同コンサートを控えていた歌手のKCMは、殯所に直行し、故人の最後の道を見送った。親友のK.Willは、海外スケジュールの中、悲報に急いで弔問したという。「god」のキム・テウ、ソン・ベッキョン(1TYM)、イ・ヒョリ(Fin.K.L.)なども殯所を訪れ、歌謡界の各芸能事務所が謹弔花輪を送るなど、哀悼を共にした。

 フィソンさんは、2002年1stアルバム「Like A Movie」でデビューし、「だめなのか」、「結婚まで考えた」、「胸が染みる話」、「不治の病」など、数多くのヒット曲で愛された。過去、プロポフォール使用問題で、批判を受けたが、地道に音楽活動の意志を見せた。

 一方、出棺は、3月16日午前に執り行われる。葬地は、クァンヌン(光陵)追慕公園。

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2025/03/15 13:02 配信
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