限韓令のカギは開くのか...ゆっくり大陸の門を叩くK-POP

K-POPスターたちが、最近中国本土で続けてプロモーションを繰り広げている。中国が限韓令(韓流禁止令)を解き、韓国歌手たちに門戸を開放するのではという期待感と、無関係ではないという分析が出ている。再び開かれる中国市場にゆっくり、慎重に近づいている。

去る9日、エンターテインメント業界によると「NCT WISH」は先月29~30日に中国・上海で新アルバムのポップアップ事前プロモーションで中国メディアを対象に記者会見を行った。この日のイベントには約60の中国メディアが参加し熱い取材を見せた。

グループ「TWICE」も去る2月に中国・上海を訪問し、新アルバムの広報のためファンサイン会を開催した。台湾出身のメンバーツウィが去る2016年にバラエティー番組で台湾の国旗を振った場面が中国のインターネットユーザーたちの批判を受けて以降、約9年ぶりに公式的に中国訪問という点でも意味が違った。「IVE」は先月20日、中国・上海で現地ファン200人余りが参加した中、サイン会を行った。

香港メディアサウスチャイナモーニングポストは「中国が観光とK-POPを皮切りに韓国と関係改善に出た」と意味を付与した。

来たる12~13日には中国南部の海南でK-POPスターたちが出演する「ウォーターボム 海南 2025」が開催される。「GOT7」ベムベム、「Way V」、Jessi、パク・ジェボムなどラインナップも華麗だ。しかし彼らは韓国ではなくタイ、カナダ、中国国籍であり出演が可能だったとみられる。グループ「tripleS」は来たる5月に北京で行われる「ストロベリーミュージックフェスティバル」に出演するが、メンバー24人のうち韓国国籍を除いたメンバーたちだけが参加する予定だ。

K-POP事務所たちは限韓令解除の可能性が鼓舞されている雰囲気だ。限韓令以前である2016年、SMエンタテインメントとYGエンターテインメントの中国売り上げはそれぞれ359億ウォン、620億ウォンと全体売り上げの18%、27%を記録していた。10年で変わったK-POPの位相も勘案すると、限韓令解除時は主要事務所の売り上げは爆発的に伸びる展望だ。

中国事情に精通した歌謡界関係者は、「中国本土に5万席以上の公演会場だけで30か所を超える」とし、「中国内でK-POP公演が再開されれば、現地公演の売り上げだけで数千億ウォン台に達するだろう」という展望だ。

「NCT WISH」

2025/04/10 07:00 配信
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