組織暴力団のような警護で芸能人のイメージ失墜にもなっている空港撮影問題の解決案

ことし3月末、海外に出発してようとしていた芸能人とスタッフの一行が空港で出国撮影や警護問題で、空港を利用する国内外の一般客を制止し、暴言を含めた空港利用客から抗議を受けた。

グループ「NCT WISH」らが出国する際に、警護員が一般客に「どいてほしい」と多少無礼に要求したことを巡る騒ぎなどがあった。

怒った一般客が携帯電話で映像を撮影したために大きな話題となったが、このような抗議は以前からよくあったことだ。昨年7月には、ライジング韓流スター俳優のビョン・ウソクの過剰警護問題があった。

一部の芸能人の警護員は、ちょうど芸能人一行の隣を歩いている善良な一般客が実際に出国予定客かどうかを確認するという理由で、パスポートや航空券まで提示するよう怒鳴りつけたりもしたという。出国予定の一般客が負傷することもあった。

3月末、金浦国際空港を通じて出国していたSMエンタテインメントの新人グループ「Hearts2Hearts」は韓国国民からの暴言まで聞き、非常に当惑した表情を見せた。

SMエンタテインメントは「出国しようとする国民たちがずいぶん怒っただろう」と反省した末に、4月に再び出国する際にはマスクをつけたまま撮影チーム、警護チームといった大げさなものはなく、静かに一般人のように出発した。一度抗議を受けた後すぐに慣行を変更した芸能人は、知られている限り「Hearts2Hearts」だけだ。

もちろん、良識のある芸能人は空港の外、旅客ターミナルと駐車場の間の区域で簡単に空港ファッションの撮影をするケースは以前にも多かった。

チョン・ジヒョン、G-DRAGON、パク・ボゴムなどほとんどのベテラン芸能人は最近、ターミナルの外で撮影する。そのため、良識のある芸能人の空港ファッション写真は、ターミナルの出入り口を背景に撮る場合が多い。

このように若い芸能人たちが、空港内で出国手続きをしている一般客から抗議を受けるほどターミナル内でセレモニーをする理由は、ファッションなどスポンサーがついていて、早いうちに顔を知らせるためだ。

今回のことが浮き彫りになり、3つの代案が取り上げられている。

良識ある芸能事務所、撮影チームのようにターミナルと駐車場の間で撮影すること、そして認知度の高い有名人と身辺保護が必要なスーパーリッチに対して有料でファストトラックを置いて一般客と分離させることだ。

さらに、地域観光地の商店にまでひんしゅくを買った一部の芸能人警護チームの無礼な態度、過剰警護などに対する芸能企画会社の徹底した教育も必要だという声が高まっている。

ある南部地方の地域で商店を営んでいる人は「うちの娘が大好きだったK-POPグループが来ると言うので、家族全員で喜んだが、彼らが到着する前に組織暴力団のような服装と人相の巨体が並んで、郡民をにらんで戒厳軍のように統制していたので、その芸能人に対するイメージが完全に崩れてしまった」と打ち明けたりしている。

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2025/04/15 11:28 配信
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