アルム（元T-ARA）、1審で懲役6カ月・執行猶予2年を言い渡される…ファンや知人から借りた金を返さず詐欺容疑で

韓国ガールズグループ「T-ARA」元メンバーのアルム（イ・アルム）が、ファンをはじめとする知人たちのお金を借りて返さなかった疑いで、1審で懲役刑の執行猶予を言い渡された。イ・アルムと交際相手の男Aはファンや知人などから3700万ウォン（約370万円）ほどを借りた後、返さなかった疑いがかけられている。

16日法曹界によると、スウォン（水原）地裁アンサン（安山）支院のイ・ヌリ判事は詐欺容疑で起訴されたAに懲役1年6カ月を、イ・アルムに懲役6カ月に執行猶予2年を宣告したという。

イ判事は「犯行経緯と被害金額、合意可否などを参酌し刑を決めた」と量刑理由を明らかにした。

イ・アルムとAはファンなど知人3人から3700万ウォンほどを借りた後、返さなかった疑いが持たれている。

被害者たちは「イ・アルムが彼氏と個人的な事情を理由にお金を借りた後、現在まで返さずにいる」と主張し、昨年3～5月に警察に告訴状を出した。

イ・アルムは2012年ガールグループ「T-ARA」に合流して活動し、翌年の2013年に脱退した。

検察とAは1審の判決を不服とし、量刑不当などを理由にそれぞれ控訴した。

水原地検安山支庁は昨年12月、詐欺の疑いでAを拘束起訴し、イ・アルムを在宅起訴した。