イ・スンギ、義父がさらに犯罪が発覚か

歌手で俳優イ・スンギの義父が、株価操作で裁判中のなか、また株価操作の疑いで拘束された。イ・スンギはこの事実が知られる直前、義父が違法行為で追加起訴された事実を知らせ、妻の実家と関係を断絶すると明かしたが、イ・スンギが知らせた違法行為は、新しい株価操作とは別の犯行だということが分かった。

 29日(本日)法曹界によると、ソウル南部地裁令状担当部長判事は、前日にイ・スンギの義父イ(57)氏(女優キョン・ミリの夫)について、資本市場法違反の疑いで逮捕状を請求した。判事は、「証拠隠滅の恐れがある」と、拘束理由を明らかにした。

 イ氏は、新再生可能エネルギー企業のQUANTAPIAと中央D&Mに対して、株価を人為的に上昇させる過程に介入し、2社の買収合併(M&A)に対するうわさを広めて株価を操作した疑いを持たれている。イ氏は、これらの上場企業から韓国取引所関係者に対する請託名目で金品を受け取り、請託が移行される場合には追加で巨額を受け取ることを約束したということで調査された。

 イ・スンギはこの日午前、公式コメントを発表し、「これまで、義父に持続的に提起されてきた違法事項について、破棄差し戻し判決で罰金刑が言い渡されたことがあるが、最近類似した違法行為により、再び捜査機関に起訴された状況になった」とし、「長く悩んだ末、妻の実家との関係を断絶することを決めた」と明かして謝罪した。

 ただイ・スンギは、義父がどのような違法行為で起訴されたのか、具体的に明らかにはしなかった。義父のイ氏が、前日逮捕状が下りて拘束された事件は、イ・スンギが明らかにした内容とは別のものだと分かった。

 イ氏は現在、また別の株価操作事件でも裁判を受けている。2014~2016年に自身が理事を務めていたKOSDAQ上場企業の株価を人為的に脹らました後、有償増資で受け取った株式を売却する方法で、不当な利得を得た疑いだ。イ氏は2018年に懲役4年、罰金25億ウォン(約2億5000万円)を宣告されたが、翌年の控訴審で無罪を宣告された。しかし昨年6月、最高裁で有罪の趣旨で破棄差し戻しされた。株価操作当時、イ・スンギの妻で女優イ・ダインの母で女優のキョン・ミリも、この会社の大株主として携わっていた。

 一方、イ・スンギは2023年にイ・ダインと結婚し、娘をもうけた。結婚後、イ・スンギに多くの批判が相次ぎ、イ・スンギはこれに反論して「株価操作で260億ウォン(約26億円)を横領し、30万人の被害者を量産したというのは、明白な誤報」と主張したりした。

2025/04/29 20:11 配信
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp hwaiting.me