
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBCドラマ「交渉の技術」5話(視聴率6.5%)は、ジュノ(イ・ジェフン)とM&Aチームが、サンイングループの不渡りを防ぐためのデッドラインを控え、会社を立て直すため、国境を越えた交渉に乗り出した。
予想できなかった瞬間に爆発してしまった記事によって、サンイングループの株価が大幅に下がると、会社内部の雰囲気も冷たく凍りついた。もし、株価を4週間以内に10万ウォン台に回復させることができなければ、サンイングループがサモエルファンドの手に渡る恐れがあり、ジェシク(ソン・ドンイル)はジュノに必ずこれを阻止するよう指示した。
会社の命運を背負ったジュノが思いついた解決策は、他でもなく非上場企業のウィンドを上場させることだった。新型コロナウイルス感染拡大の特需で、レジャー活動が活発だった時期に買収した自転車会社のウィンドは、さらに繁盛するだろうという予想とは異なり、上場もできないまま、売上げが日増しに下落している状況。これに対し、ジュノはウィンド代表のレギョン(キム・チャンワン)に会って、安い価格のハイエンド自転車を生産し、上場まで跳躍する目標を立てた。
しかし、目標を達成するためには自転車のギアを生産する日本企業のシミズ側の協力が必要で、ジュノとM&Aチームは直ちに日本に向かった。短い期限内に既存の契約条件よりさらに安い価格で物量を大量確保しなければならないだけに、容易ではないことを予感させた。
ジュノがした提案にシミズは「前向きに検討」という曖昧な立場だけを出し、この言葉が拒絶の意味であることをよく知っていたM&Aチームは他の方法を捜し出すことに決めた。これといった手立てもなく時間を浪費していては、結局シミズに有利な方向で契約を締結するしかない。まだお互いが両方のデッドラインを知らないだけに、M&Aチームは望む答えを得る方法を模索しなければならなかった。
しかし、伏兵は別にいた。インターンのジンス(チャ・ガンユン)がリムジンを予約すると言って帰国日を聞くヒロセ(宮内ひとみ)の言葉に素直に日程を答えてしまったのだ。意図せずデッドラインが露出してしまったM&Aチームは、サンインに時間が足りないという事実を全面に表わしたまま再び提案を出したが、戻ってきたのは依然として「前向きに検討」という答えだけだった。
2025/03/24 16:38 配信
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