
MBCの金土ドラマ「21世紀の大君夫人」が、華麗なキャストのラインナップを取り揃え、2026年上半期の金土ドラマ編成を決めた。
歌手で女優のオールラウンダー、IU(アイユー)と、大ブレイク中の俳優ビョン・ウソクが、同ドラマへの出演を決めたのに続き、「パチンコ - Pachinko」、「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」に出演し、破格的な演技で深い印象を残したノ・サンヒョンと、「悪縁アギョン」、「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」などを通じて、落ち着いた演技力と立体的なキャラクター消化力を見せた女優のコン・スンヨンが、出演を確定させた。4人の俳優たちのMBCドラマへの出演は、「21世紀の大君夫人」が初めてで、彼らが作り出すケミストリーに期待が集まっている。
2026年上半期最高の期待作として挙げられる、MBC新金土ドラマ「21世紀の大君夫人」は、21世紀の立憲君主制の韓国を背景に、すべてのものを手にした財閥だが、身分が平民ということで不満を持つ女“ソン・ヒジュ”(IU扮)と、王の息子だが、何も持つことができなくて悲しい男・イアン大軍“イ・ワン”(ビョン・ウソク扮)の、運命開拓身分打破ロマンスだ。
同ドラマは、2022年のMBCドラマシナリオ公募で審査委員の圧倒的な支持を受けて当選した作品で、男女が全員積極的で前向きなキャラで魅力的であり、主人公の強い欲望でロマンスに繋がるしっかりとしたストーリーが劇的楽しさを取り揃えている、という評価を受けた。当選後、約3年間MBCのドラマ企画ノウハウを集約して開発した末に、カカオエンターテイメントが共に制作を引き受けて、キャスト陣も合わせ、名実共に2026年最高の期待作に浮上した。
IUは、優れた美貌と知性、勝負欲まで兼ね備えた能力のある経営者だが、平民という身分の限界を持つ財閥一家の次女“ソン・ヒジュ”を演じる。トップシンガーソングライターであり、卓越なキャラクター消化力と堅い演技力で、俳優としても確固な地位を固めた彼女が披露するソン・ヒジュは、自身が持っていないただ1つ、“身分”を得るために、ビョン・ウソク演じるイアン大軍“イ・ワン”との契約結婚を選択する、力強いキャラクターだ。彼女は自分と似ている立場だが、別の選択をして生きてきたイアン大軍と出会い、人生のある転機を迎えることになる。
またビョン・ウソクは、王族の身分以外には何も持つことができず、悲しいイアン大軍“イ・ワン”を演じる。彼は輝いても、声を出してもいけない王室の次男として、花火のような気持ちを治めて生きてきたが、生まれつきの気品と魅力で“国民が最も愛する王族”に挙げられる人物だ。いつも自分を隠すことに慣れた彼は、契約結婚の相手で自分と似ているようで違う“ソン・ヒジュ”に出会い、新しい内面の変化を経験することになる。前作「ソンジェ背負って走れ」を通じて、ときめき一杯のロマンスで全世界のファンの心をとらえたビョン・ウソクが、今回は現代版王族に変身し、冷たくて熱い王子イアン大軍をどう魅力的に描き出すのか、期待が集まっている。
IU、ビョン・ウソク、ノ・サンヒョン、コン・スンヨン共演の運命開拓身分打破ロマンス「21世紀の大君夫人」は、2026年上半期のMBC金土ドラマ編成に定めて、まもなくクランクインする。
2025/04/21 14:16 配信
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