
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBCドラマ「君は天国でも美しい」1話(視聴率5.8%)では、市場の底辺を牛耳った80歳のヘスク(キム・ヘジャ)と、30代に戻ったナクジュン(ソン・ソック)が出会う様子が描かれた。
ヘスクは突然の事故で寝たきりの夫の代わりに家計の責任を負わなければならなかったし、そのように始めた仕事は父親の無責任と無関心に放置されていた幼い少女ヨンエとの胸の痛む初めての出会いであり、長い縁の始まりになったものだった。
毎日のように暴言や水の洗礼を受ける商売人の人生はやはり容易ではなかった。だが、家に帰る度にヘスクは夫に悪い気がつくのではないか、ひたすらその心配をするだけだった。ナクジュン(パク・ウン)もヘスクを心から愛していた。 60年の歳月が見える妻の後ろ姿がきれいで悲しいと「あなたは今が一番きれいだ。一日一緒に暮らせば一日の情が積もってきれいなのか、今が一番きれいだ」という彼の愛情のこもった言葉はヘスクの記憶の中に長く刻まれた。
死も切り離すことのできない愛だった。ナクジュンがこの世を去った後、ヘスクもまもなく彼の後を追ってあの世に上がることになったのだ。あの世行きガイドの案内であの世行き列車に乗ったヘスクの死の旅は想像を超越した。ヘスクをはじめとするみんなが終着地が分からない状態であり、あの世行き列車は地獄駅と天国駅に止まり、門の外に亡者たちを引きずり下ろした。ヘスクは天国駅で下車し、検査場を過ぎて相談室に向かった。天国では何歳で誰と暮らすのかという質問に、ヘスクはナクジュンの顔を思い出した。「今が一番きれい」と言っていた夫の姿を。
夫に会いに行く途中、ヘスクは80歳で来たため、膝はギクシャクしたが、胸はドキドキした。夫の言葉どおり、道に沿ってきれいに積もった石垣と明るく咲いたノウゼンカズラが迎えてくれる家が見え、2人の名前が並んで刻まれた表札を見て、ヘスクはナクジュンも同じ気持ちで自分を待っていることに安堵した。しかし、扉を開けて現れたのは、30代に戻ったナクジュンだった。
2025/04/21 15:01 配信
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