
学校暴力に立ち向かう高校生たちの成長談を描いた「弱いヒーロー」シリーズがNetflixで公開されて以降、グローバルヒット街道を走っている。
去る4月30日、Netflixによると「弱いヒーローClass2」はグローバルTOP10シリーズ(非英語)部門1位になった。オンライン動画サービス(OTT)順位集計サービスフリックスパトロール順位でもTVシリーズグローバル順位2位となった。
「弱いヒーローClass2」は友人のために暴力に立ち向かったが守れなかったトラウマを抱いて生きる模範生ヨン・シウン(パク・ジフン)が、より大きな暴力に立ち向かい起きる事件を扱う。Class1は去る2022年にwavveで公開されたが、後続作のClass2はNetflixでの公開となった。特にClass2公開に先立ちNetflixでで公開されたClass1は、一日でグローバル順位3位になるなど全世界的なヒットに成功し注目を集めた作品だ。勢いに乗りClass2が前作に続いて大きな人気を得ている。
「弱いヒーロー」シリーズのグローバルヒットは予見されていた。誰もが普遍的に楽しめる学園アクションドラマだからだ。特にClass1の場合、wavveで初公開された時からしっかりとした叙事、繊細な演出、俳優たちの好演などグローバル市場でも十分に競争力を持っていると評価されていた。Class2でも視聴者や評論から好評を得ているが、ヨン・シウンの成長叙事、人物間の関係などを密度を持って描けなかったという指摘も出ている。
キム・ホンシク大衆文化評論家は、「『弱いヒーロー』は打撃感あふれるアクションで痛快感を与える作品とはちがう」とし、「友人との友情と成長、つながりを扱った作品は全世界的に見ても、海外の視聴者たちにより魅力的に近づける」と分析した。
しかし、評論家は「Class1に対し登場人物の成長やキャラクターの叙事が深みを持っていることは残念な部分」とし、「新シーズンを作るなら規模を拡張するよりも本質に集中してより深みのある物語を扱う方がいい」と伝えた。
2025/05/01 07:01 配信
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