2024年には3本の映画が公開され、名実とも中国のトップスターとして活躍し続けるワン・イーボーが出演する短編映画「我的朋友」が、劇場公開タイトルを「銀幕の友」として、2月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開することが決定した。あわせて、日本版予告編とキービジュアル、場面写真も解禁!そして、2月7日より特典付きムビチケカードの発売も決定した。

本作は、映画祭や才能あるクリエイターへのサポートを積極的に取り組む大手ファッションブランド・シャネルが、中国の若手映画監督や作品を応援する「西寧FIRST青年映画祭」とコラボレーションしている特別プログラム「FIRST FRAME」から誕生した短編映画。1990年のアジア競技大会閉幕後のとある中国の田舎町を舞台に、映画撮影所で働く若い受付嬢と各地を旅する内気な詩人との出会いと、楽しかったイベントの閉幕による惜別の情を美しくも、ロマンティックに描く作品だ。




今回解禁となったポスタービジュアルは、上映中の映画に夢中になっている観客たちの後ろで、まるで二人だけが別世界にいるかのように、ワン・イーボー演じる詩人リーと受付嬢チョウが静かに向き合い、言葉を交わす場面を切り取ったものになり、「あの人は ささやかなぬくもりを 私にくれました」というキャプションが二人の未来を予感させる。

また、日本オリジナルの予告編では、みんなが熱狂した競技大会閉幕の翌日にその後片付けをする様子を見守る映画撮影所の受付嬢と遠い地を旅し、戻ってきた詩人リーとの出会い、そしてお互いを意識しながらも距離を縮めずにいられない様子が描き出されている。

ワン・イーボー主演の短編映画『銀幕の友』予告編


第53回金馬奨で3冠に輝いた『八月』(2016)でその実力が高く評価・注目されているチャン・ダーレイ監督は、「これは別れと出会いについての短編映画です。登場人物の二人は孤独ですが、心には火が灯っています。受付嬢のチョウは人生に囚われていますが、心は落ち着かない。詩人リーは現実に打ちのめされても平凡さを受け入れようとせず、まだ秘めた情熱を心に持っています。そんな2人の出会いはとてもロマンティックなのです」と監督は語っている。

なお、短編映画「銀幕の友」の当日券は1300円(*障がい者割引あり)となり、2月7日(金)より発売開始となるムビチケカード(1200円)には、特典として内気な青年を演じるワン・イーボーのポストカードが配布される。
様々な役を演じわけるワン・イーボーが新たな魅力をみせる本作をにも注目したい。




【ストーリー】 1990年のアジア競技大会も終わりが近づくと、人々の熱気も静まっていく。チョウ(ジョウ・シュン)は一人で母親の面倒を見ながら、国営映画スタジオで受付兼チケット販売員として働いていた。ゴビ砂漠と遼寧省を訪れ、遠い地から帰ってきたリー(ワン・イーボー)は、理想的な希望で胸をいっぱいにしている。二人の出会いは風に揺れる枝葉のようであり、青い列車の詩は鼻唄と一緒に浮かび上がる。寒い夜、映画館とは人々にとっての港となる。

監督・脚本:チャン・ダーレイ  出演:ワン・イーボー、ジョウ・シュン
2022年/中国/中国語/アメリカンビスタ/24分/原題:我的朋友/英題:All Tomorrow’s Parties/字幕翻訳:神部明世/映倫:G
© Bingchi Pictures
配給:彩プロ
★公式サイト:https://ginmakunotomo.ayapro.ne.jp/

2月21日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開

2025/02/05 11:21 配信
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